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伊藤潤二「漫勉」に登場、ペン入れシーンに大反響

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    『伊藤潤二傑作集1 富江』上巻(伊藤潤二/朝日新聞出版)

 浦沢直樹が人気マンガ家の仕事場に密着し、それぞれの創作の秘密に切り込む番組「浦沢直樹の漫勉」。2017年3月9日(木)の放送では、人気ホラー漫画家・伊藤潤二にスポットが当てられたのだが、その創作の様子に「驚異的な作業量なんだけど!」と驚きの声が上がっている。

 伊藤は幼少のころから楳図かずおや古賀新一といった怪奇漫画に夢中になり、1986年に投稿した作品『富江』がきっかけで漫画家に。代表作にはその他『うずまき』や『闇の声』『魔の断片』などがあるが、どの作品も生み出されるたびにホラー漫画ファンから「画から漂う雰囲気が尋常じゃない」「他の作品にはない独特の恐ろしさ、美しさがある」と評判を呼んだ。

 「漫勉」ではペン入れの様子が映し出されたのだが、注目を集めたのはその作業の丁寧さや時間のかけ方。少女の姿の下描きが描かれた1コマを、インクで清書していく「ペン入れ」の作業に費やす時間はなんと2時間。髪の毛の1本1本、汗の様子などをじっくり描く様子には浦沢も「異様にペンが遅い」「漫勉番組史上、最“遅”なんですよ」と驚愕。ただそこで浦沢はホラー漫画を描く際には“じわじわ”描くことが必要だと説明。番組は遅いペン運びによって画にじわじわとした恐怖が込められていると分析している。

 これには視聴者からも「1コマ描くだけで2時間って、1作描くのにどれだけかかるの!?」「すごいちょっとずつ描いてるけど、忍耐力凄いな~」「確かに伊藤先生の作品はじわじわ滲み出てくるような怖さがあるから、この描き方見て納得した」「ふわ~気が遠くなる…。そりゃあこれだけの密度になるわけだ」と驚嘆の声が続出。

 「ああでもないこうでもない」と考えながら描いているため、余計に遅くなると語った伊藤。これだけのこだわりを込めて描かれている作品、読者も“じわじわ”と読んでいかなければ勿体ない。



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