有栖川有栖に、青崎有吾ら豪華作家陣が勢ぞろい! 「東京創元社 新刊ラインナップ説明会」レポート

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/12

SFやファンタジー小説の老舗出版社として知られる東京創元社が、今年で4回目となる「新刊ラインナップ説明会」を2017年2月23日(木)に開催。同イベントには報道関係者だけでなく書店・販売会社や一般読者も招かれ、豪華作家陣がゲストとして登場して会場を沸かせた。

2017年の新刊ラインナップを紹介するコーナーでは、著者本人がゲストに。有栖川有栖氏や岡崎琢磨氏、河野裕氏、廣嶋玲子氏といった豪華ゲスト陣が揃ったほか、『ペナンブラ氏の24時間書店』の著者、ロビン・スローン氏も登壇した。さらにサプライズゲストとして翻訳家の芹澤恵氏が登壇、人気シリーズの「フロスト警部」シリーズの最終作『フロスト始末』の6月発売が発表された。

また2016年に開催され、好評を博した「ビブリオバトル」が今年も行われた。参加者は有栖川有栖氏、青崎有吾氏、岡崎琢磨氏、芹澤恵氏、さらに声優でエッセイストの池澤春菜氏ら超豪華ゲスト陣。ビブリオバトルとは発表者がそれぞれ推薦したい本を持って集まり、5分間で紹介しあうコミュニケーションゲームで、参加者たちのプレゼンテーションを実施。全ての発表が終わった後には会場にいる出席者全員が投票を行い、今年は有栖川有栖川氏の推薦した谷崎潤一郎『細雪』が“チャンプ本”に選ばれた。

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そのほか、映像化・舞台化情報を紹介するコーナーでは、公開中の映画「愚行録」の特別映像を披露。出演者からのコメントが紹介され、原作者の貫井徳郎氏もゲストとして登場。説明会が終わった後には作家陣によるサイン会も行われ、イベントは盛況の内に幕を閉じた。

■東京創元社
http://www.tsogen.co.jp/