木崎ゆりあ&加藤玲奈、出版記念イベントでAKB内の“暗黙のルール”を告白

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公開日:2017/3/31


 今月19日、秋葉原・書泉ブックタワーで『AKB48の木崎ゆりあ&加藤玲奈と学ぶお仕事ルール50』(AKBスタディブック制作プロジェクト:著、中山佳子:監修/神宮館)の出版記念イベントが行われた。お渡し会も行われたこの日、事前の記者会見に、普段とは異なる装いで凛々しいスーツをまとったAKB48の木崎ゆりあと加藤玲奈が本の魅力などを伝えた。
(※木崎ゆりあの「崎」は立つ崎)

 同書は、新社会人にうってつけのビジネスマナーをまとめた一冊。マナー講師・中川佳子の監修のもと、名刺の渡し方や電話の受け方、冠婚葬祭での服装や振る舞い方などを、同世代である木崎と加藤と一緒に分かりやすく学べる構成となっている。



 この日の会見で、本の内容と同じくスーツ姿で登場した2人。「ふだん着る機会がめったにない」と話す木崎は、「猫背といわれる自分でも気持ちがピリッと引き締まる」と感想を吐露。一方、「大人になった気がした」と話した加藤は「スーツを着るのに憧れていたので、この本を通して夢が叶った」と喜びを伝えていた。

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 撮影時のエピソードを聞かれると、2人とも「名刺交換のシーンが印象的だった」と回答。「初めての経験だから新鮮だった」と話す加藤に「本当、不思議だったよね」と返した木崎は、「成功例と失敗例の撮影があり、失敗例の方が上手くいったので自分も『まだまだだな』と思った」と振り返っていた。


 マナーやルールを取り扱った本のテーマに沿って、AKB48ならではのルールを聞かれ「昔から『お弁当は先輩から』というルールがある」と回答した木崎は、「最近はルールも変わってきて、差し入れなどは早いもの勝ちになっている」と告白。加藤は「音楽番組へ出演するときに他の出演者の方へ、みんなで挨拶しにいく」と日頃の活動における舞台裏を明かした。

 さらに、AKB48・チームBのキャプテンを務める木崎は「どのグループよりも人数が多い」と印象を話しながら、「多いからこそどれほど自分がしっかりやっていけるかが鍵。キャプテンとして、率先して声かけをしている」と日頃から心がけている習慣を伝えた。


 また、新社会人向けの本にちなみ、この春から挑戦したいことについて「英語を学んでみたい。今は『スピードラーニング』に興味がある」と回答した木崎は、その理由について「カフェで英語を話していた人を見たらカッコよかったので」と告白。同じく「英語を勉強してみたい」と話した加藤は、「妹が中3で受験勉強に励んでいる姿を見たら自分も学んでみたくなった」とプライベートの一面をのぞかせた。

 会見も終わりに近づき、同書の魅力を聞かれた木崎は「私たちが登場することでリアリティを出せたかなと思うので、新社会人としての生活を楽しんでもらえるきっかけになれば」と回答。今年7月で20歳を迎える加藤は「自分自身もこれからマナーを考える機会も増えると思う」としながら、「様々な場面で本の内容を振り返り、一人の社会人として参考にしていきたい」と締めくくっていた。





取材・文・写真=カネコシュウヘイ