サンデーの新連載『天翔のクアドラブル』が話題に「設定がすごいと思ったら新井先生か!」

マンガ

公開日:2017/4/9

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    『週刊少年サンデー』19号(小学館)

 2017年4月5日(水)に発売された『週刊少年サンデー』19号に、新連載『天翔のクアドラブル』が登場。読者からは「面白いと思ったら新井隆広先生か! サンデー帰還嬉しい!」と歓喜の声が上がっている。

 現在『週刊少年サンデー』では「春の新連載大攻勢」が行われており、同漫画はその第1弾として登場。冒頭の4ページは巻頭カラーで掲載され、その卓越した画力に読者は「今回の新連載レベル高い。なにより絵がうますぎる」「見開き2ページのカラーがすごく良い! この時点で名作だとわかる」と早くも興味をそそられた様子。

 さらに実際の史実をもとにした骨太な物語も注目を集める。作品の時代背景は中世。当時のヨーロッパは「黒死病」が蔓延したり、「魔女裁判」や「異端審問」などの迫害が行われていたりと、混沌を極めていた。同漫画の主人公は、そんなヨーロッパを救うために日本から派遣された4人の少年「伊東マンショ」「千々石ミゲル」「中浦ジリアン」「原マルチノ」。これらの人物は4名の少年を中心とする実在した使節団「天正遣欧少年使節」のメンバーであることから、「モチーフが渋すぎる! 良いところに目をつけたな!」「天正を“天翔”にしたタイトルがかっこよすぎる」との声があがった。

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 そんな同漫画を手掛けたのは新井隆広。過去に『週刊少年サンデー』にて、名作小説『ダレン・シャン』のコミカライズや、『ARAGO』を連載している。今回の新連載には「設定がすごいと思ったら新井先生か! 相変わらず男の子が可愛くて眼福でした!」「新井先生おかえりー! またヨーロッパでの時代活劇を期待しています」とお祝いの声が相次いでいる。

 また「意外とファンタジー色強くてさらっと読める」との声もあり、歴史上の人物をモチーフとしながらも、冒険ありバトルありの少年誌らしい内容に仕上がっている。歴史にあまり興味のない人も、是非一読してみてはいかがだろうか。