「お仕事コメディ」と「人情系ミステリー」 あなたの好みはどっち? 第2回「角川文庫キャラクター小説大賞」受賞作、無料試し読み版登場!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/12

第2回「角川文庫キャラクター小説大賞」大賞受賞作&優秀賞受賞作が2017年4月25日(火)に発売されるのに先駆け、2017年4月11日(火)より電子版で無料試し読み版が配信された。

同賞は角川文庫による新人賞。爽やかな青春ミステリーから、痛快なお仕事小説、心癒される感動ストーリーまであらゆるジャンルを横断する、キャラクターの魅力に優れたエンターテインメント作品に与えられ、受賞作は必ず角川文庫から刊行される。

第2回「角川文庫キャラクター小説大賞」大賞受賞作『憧れの作家は人間じゃありませんでした』と、優秀賞受賞作『窓がない部屋のミス・マーシュ 占いユニットで謎解きを』を、期間限定でそれぞれ50ページ以上を無料で公開。両作とも、読書メーター「読みたい本ランキング」で第1位となった注目作だ。

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大賞受賞作『憧れの作家は人間じゃありませんでした』

 澤村御影の『憧れの作家は人間じゃありませんでした』は、選考会で満場一致で大賞に選ばれたコメディ作品。文芸編集者の瀬名あさひは、憧れの作家・御崎禅の担当になるものの、実は彼の正体は吸血鬼。しかも、人外の存在が起こした事件について警察に協力していることがわかる。捜査よりも新作原稿を書いてほしいあさひだが、警視庁から様々な事件が持ち込まれる中、御崎禅がかつては人間であったこと、そしてそこに秘められた悲しい過去を知ることになる―。

優秀賞受賞作『窓がない部屋のミス・マーシュ 占いユニットで謎解きを』

優秀賞受賞作の斎藤千輪の『窓がない部屋のミス・マーシュ 占いユニットで謎解きを』は凸凹占いユニットが、タロットカードになぞらえ相談者の難問を解決していく可笑しくて優しい占い×人情ミステリ。「カネなし、男なし、才能なし」のタロット占い師・柏木美月はある日儚げな美少女・愛莉を助ける。愛莉はクールでずば抜けた推理力を持ちながら、孤独な引きこもりでもあった。彼女を放っておけなくなった美月は、愛莉と占いユニット“ミス・マーシュ”を結成。人々の悩みに秘められた謎に挑んでいく―。

元気がもらえるお仕事コメディと、ほろりと泣ける人情ミステリー。どちらもあなたの胸に迫る魅力がいっぱいのキャラクターが活躍する作品で、一度読み始めればページをめくる指が止まらなくなってしまうはずだ。

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『憧れの作家は人間じゃありませんでした』(澤村御影/KADOKAWA)

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『窓がない部屋のミス・マーシュ 占いユニットで謎解きを』(斎藤千輪/KADOKAWA)

※掲載内容は変更になる場合があります。