毎晩1時間超“悪夢の寝かしつけ”が→10分に!! 驚きの変化をもたらした、“寝かしつけ方法”とは!?

出産・子育て

更新日:2019/4/11

■添い乳がやめられた! きょうだいの寝かしつけがラクになった!

 延べ50組の親子にチャレンジしてもらった「寝かしつけトライアル」。もちろん失敗もあるが、寝かしつけの工夫をしたら、かなりのケースで改善が見られたようだ。

●添い乳でないと眠れず、朝まで何度もおっぱいを欲しがる。あげないとギャン泣き。麦茶で寝かしつけること3日で明らかにギャン泣きの時間が減り、6日目にはついに泣かずに朝まで!(9カ月・女の子)

●子どもの背中にママの体をぴったりつけて行う「鼓動が伝わるトントン」で、すんなり眠るように(1才4カ月・女の子)

●弟には「高速トントン」、兄には「一日まとめ」で、2人同時に寝かしつけ。かかる時間はそれまでの1時間以上から20分に(8カ月・男の子、3才・男の子)

 子どもの「眠れない! 寝たくない!」を解決するには、正しい知識と働きかけが大切。ここで紹介した体験談のほか、生活リズム改善法、寝かしつけのコツ、夜間断乳、寝かしつけスプーン鍼など、子どもの眠りのノウハウを詰め込んだ『0~6才 子どもがすぐにストン!と眠れる本』が発売中。写真や図解を用いて詳しく説明している。

『0~6才 子どもがすぐにストン!と眠れる本』(主婦の友社)

 この本にも登場する、子どもの眠りの専門家・清水悦子さんは、こんなことを語っている。

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1才を過ぎてからの寝かしつけは“しつけ”です。子どもの意思を優先したり、自然に眠くなったりするのを待つのではなく、親のほうからある程度の働きかけをする必要があると思います。

 子どもの頃の睡眠の質は、大人になっても影響するのだとか。わが子に、良質の眠りというかけがえのない贈り物をしてあげたいものだ。

イラスト:あらいぴろよ