川村ヒデオ、ミサキ・カグヤとの邂逅の果てにあるものとは!? 林トモアキの新シリーズ『ヒマワリ:unUtopial World』最新刊電子版配信開始! 衝撃の急展開に期待の声続出

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/12

人気ライトノベル作家・林トモアキの新シリーズ『ヒマワリ:unUtopial World』の最新4巻の電子版が配信開始となった。メガネっ娘がギャングと戦う異色アクション、物語は佳境に入り最新巻ではいよいよ川村ヒデオ、ミサキ・カグヤといった主要人物との邂逅を果たす!

ライトノベル界で熱狂的なファンを持つ林トモアキ。これまで『戦闘城塞マスラヲ』『レイセン』『ミスマルカ興国物語』などのシリーズを描き、その壮大な世界観と凝ったキャラクター造形がファンを唸らせてきた。

特に『ミスマルカ興国物語』は、人間と魔人が共存する小国ミスマルカの王子・マヒロのキャラクターが受けファンに熱く支持されている。勉強も剣の訓練もろくにしない放蕩王子マヒロは、魔神帝国による侵略の危機に対し「話し合いで解決しない?」とふぬけた発言。絶体絶命のミスマルカ王国の運命が描かれる、王道から少しズレたファンタジー作品だ。

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そんな壮大な世界観構築やキャラクター造形に定評のある林の新シリーズ『ヒマワリ:unUtopial World』は、“元ひきこもり”のメガネっ娘・ヒマワリこと日向葵(ひゅうが・あおい)が主人公という異色のフルクライムアクションファンタジー。

舞台は『レイセン』最終巻で描かれたテロ事件から4年後の世界、復興が進み近未来都市のような様相を呈した人工島“新ほたる市”。街には特殊な能力を持つ不良少年“カラードギャング”がはびこっていた。そんな中、テロ事件をきっかけにやる気と前向きさを失ったヒマワリは、学校に行かないことに罪悪感を覚えつつも光の見えない日々を過ごしている。

しかしある時、世界支配を目論む生徒会長・桐原士郎と元不良少女・木島アリスの2人に巻き込まれ、なんでもありのバトルゲーム“ルール・オブ・ルーラー”に参加することに。同ゲームで得たポイントはお金として使える一方、「世界を支配できる権利」としても行使することができる。意図せず勝ち星を上げ、ポイントを獲得したヒマワリはカラードギャングから狙われてしまう。しかし恐怖を感じるどころか、ギャングとのバトルにヒマワリの胸は高鳴るのだった――。

これには「今まで読んできたファンタジーと主人公が全然違う。青春吹き荒れる学園もの最高~」「ヒマワリの人格がいい感じにぶっ飛んでて楽しい」「一撃で勝負が決まったりするから爽快感抜群!」と好評の声が。また、本シリーズでは『戦闘城塞マスラヲ』『レイセン』といった林トモアキが執筆した作品と世界観がつながっており、これまでのシリーズのファンもにとっても目が離せない内容となっている。

物語はその後、ヒマワリと士郎が“新ほたる市”を裏で支配する人物を引きずり出すために時価十億円のブツを餌に「宝さがし」を開催。厄介な敵が参加したり、後輩のアリスがさらわれたりと波乱の展開に。さらにアリスの秘められた力を巡り、ロシア特殊戦闘部隊、超法規的秘密組織、カラードギャング、新ほたる市に巣喰う強者達を巻き込んだバトルロイヤルが勃発し、戦いは増々盛り上がりを見せる。

そして待望の新作4巻では、『レイセン』シリーズで登場した黒髪の少女兵士、ミサキ・カグヤが登場。ヒマワリが引きこもる原因となった4年前のテロ事件にまつわる真実がミサキの口から明かされ、ヒマワリは信じがたい事実に泣きじゃくる――。 シリーズ最高潮、驚愕の急展開が待ち受けていると謳われた最新刊に、ファンからは期待の声が鳴りやまない。

林トモアキが生み出したこれまでのシリーズを引き継ぐ壮大なストーリー『ヒマワリ:unUtopial World』。ドラマチックな山場を迎えそうな4巻を読まずにいられようか。