忙しそうな上司にどう話しかければいい? 元ANAのCAが教える「ほんとうの気遣い」のコツ

ビジネス

公開日:2017/5/17

 相手が嬉しくなって、自分も少しだけ幸せになれる気遣いのコツを伝授する『相手も自分も疲れないほんとうの気遣いのコツ』が2017年4月19日(水)に発売された。

「『ありがとう』がないと何だか不満」「上司に聞きたいことがあるけど忙しそう」「おせっかいと思って一歩が踏み出せない」といった気遣いの悩みをかかえている人も多いはず。同書では、元ANAのCAで、人気マナー講師である著者が「気疲れしない気遣いの方法」を伝授する。

「ひとり言が場を和ませる」「褒め言葉には『ちょっと本音』で答える」「緊張は3つの思い込みをなくすだけ」「最高の気配りは『ちょっと』の会話」「一番のアドバイスは肯定と否定の中間」など31のポイントを紹介。

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 また、「自然に気遣いできるようになるマナーの習慣」「コミュニケーションでの実践的な気遣いの方法」「自分も相手も疲れない気遣いの方法」「気遣いがもっと楽しくなる心がまえ」といった項目別に丁寧に解説してくれるのも同書の魅力。人間関係に疲れてしまった時、自分と相手の距離を見つめ直すヒントになるはずだ。

上司が聞きたいことがあっても忙しそうなとき、後輩のミスを指摘しようと思ったとき、いつも言葉にするのを躊躇っていました。「忙しそうなときに…」とか「おせっかいだよ」と思われているんじゃないかってやめてしまうんですよね。この本では自然とできる気遣いの方法だけじゃなくて、気遣いのための心がまえも載っていて、ストレスなく心配りができる本だと思います27歳女性・事務職

私の所属する営業部では会話がなく、部内の空気はギスギスしていました。三上さんはそんな空気でも「一言」でガラッと変えることができるとおっしゃいます。私も最近では部下や同僚に挨拶に加えて一言加えるようにしてみました。すると少し職場の雰囲気が変わり始めたように思うのです。ちょっとした簡単な心遣いでも、少しずつ確実に変わっていくんだと、この本を読んで思いました35歳男性・営業

 3万人以上の人が「気遣いの効果」を実感した人気マナー講師の「気遣いの方法」を学び、楽しくてラクな気遣いをさっそく実践してみよう。

三上ナナエ
新卒後、OA機器販売会社で販売戦略やセールプロモーションに携わった後、ANA(全日本空輸)に入社。7年間客室乗務員(CA)として勤務する。チーフパーサー、新人OJTインストラクター、チームコーディネーターを経験し、客室部門方針策定、採用支援、PR活動なども担当。平成17年より研修講師、コンサルタントとして活動。年間100回のCS、接遇などをテーマとした企業研修やコンサルティングを行っている。著書に『仕事も人間関係もうまくいく「気遣い」のキホン』『気遣いできる人は知っている! 会話のキホン』『一生使える「接客サービスの基本」』『たった一言でいい流れをつくる「あいさつ」の魔法』『超一流の小さな気配り』などがある。

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