“いい加減な”な人間が、“いい加減な”人工知能にどう向き合うのか?『エクサスケールの少女』【書評】

文芸・カルチャー

2017/5/3

 夕暮れが近づくオフィス街の喫茶店で、この書評をしたためています。西日に照らされた新緑が、刻一刻と色を変えていきます。  ある人はそれを緑(みどり)というでしょう。またある人は青(あお)というかもしれません。同じものを同じような光の中で見ているにも関わらず、私たちは時折、違う言葉を発します。  認知科学の研究によれば... 続きを読む