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「好かれる人」と「残念な人」の違いとは? 一目置かれる話し方と、すぐにやめたほうがいい口癖

 特別仕事ができるとか、面白いわけではないけれど、周りに好かれる人は必ずいる。その一方で、悪い人や嫌いな人ではないが、なんだか残念だと思われてしまう人もいる。理由は様々だが、その中で「話し方」や「口癖」が大きな要因になっているかもしれない。

なぜか好かれる人の話し方』(日経WOMAN:編集/日経BP社)では、伝える力、聞く力を磨く方法や、言いにくいことをサラリと伝える方法などが紹介されている。これをマスターすれば、周りから好かれて、職場で信頼され、人間関係がラクになりそうだ。

『なぜか好かれる人の話し方』(日経WOMAN:編集/日経BP社)

「あの人、残念だよね」なんて言われないようにするためには、『残念な人の口ぐせ』(山崎将志/ベストセラーズ)をオススメしたい。ビジネスコンサルタントである著者が、ビジネスパーソン向けに、残念な人に見られる「口癖」を解説している。自分に当てはまるものがあったら要注意。すぐに使うのをやめよう。

『残念な人の口ぐせ』(山崎将志/ベストセラーズ)

■人に好かれる話し方 一目置かれる言い換え (『なぜか好かれる人の話し方』)

 まずは、言い方を少し変えるだけで、グッと印象が変わる例をシーン別に抜粋してご紹介する。すぐに使えるものばかりなので、ぜひ参考にしていただきたい。

同僚に対して

 仕事を手伝ってもらった時、「すみません」で済ませてしまうことはないだろうか? 心当たりのある方は、少しだけ言い方を変えてみよう。「ありがとうございます。助かりました」や、「うれしいです」などの言葉を足すと、感謝の気持ちも伝わりやすくなる。

上司や先輩に対して

 仕事を任された時は、まずは言葉でやる気を示したいもの。そんな時は、「頑張ります」だけでは、やや不十分だ。例えば「ご期待に沿えるように、頑張ります」と加えることで、「あなたのために頑張ります」というニュアンスが伝わり、相手にも好ましく思ってもらえるようになる。

後輩・部下に対して

 後輩や部下に任せた仕事が仕上がった時、どんな言葉をかけるだろうか? 「お疲れさま」だけで、ねぎらいの気持ちは伝わるだろうか? 相手のモチベーションを上げるためにも「上手にまとめてくれてありがとう」「早く仕上げてくれて助かりました」など、仕事に対する評価を加えてみると効果的だ。

■残念な人の口癖(『残念な人の口ぐせ』)

 人に好かれる言い方を習得しても、残念な口癖を連発してしまっては意味がない。ここでご紹介するのはほんの一部だが、心当たりのある方は、すぐにでも対処が必要だ。

「~したのに」

 相手の行動が期待外れだった時に、「せっかく~したのに」と言ってしまうことはないだろうか? 仕事であれば「こんなに頑張っているのに、何で評価が上がらないんだ」と、口に出してしまう場面もあるかもしれない。著者は、このタイプは何でも他人のせいにしたがる傾向にあると分析。高い評価が得られる仕事ができるよう努力すべきであるとアドバイスしている。

「昔はよかった」

 つい、過去のよかった時代と現在を比較してしまうこともあるだろう。例えば、正社員であっても、将来が不透明なこの時代に、「正社員として就職すれば、定年まで勤められるのが当たり前の時代があった」と、考えてしまうのも無理はない。苦しい状況に置かれていると、自分が輝いていた時期を振り返り、「あの時はよかったな」なんて、こぼしてしまうこともあるだろう。これは、あきらめの悪さに起因する思考らしい。そして、本書では、物事がうまくいっている人は、あきらめがいいと指摘。「将来」の自分はあきらめず、「過去」と「現在」の自分をあきらめることが大切だと強調している。

「じゃあ、それで」

 他に選択肢がない時に使いがちだが、あまり前向きな響きはない。著者は、部下が出してきた提案に対して、「じゃあ、それで」と答える上司を例に挙げている。このような上司は、プライドは高いが気が弱いタイプ。明確に承認してしまうと、うまくいかない場合に問題になるかもしれないので、それを回避しようとして出る言葉だからだ。しかし、これだと「しぶしぶ感」が出てしまい、部下の不安を煽ることもある。自分に指示を仰いでいる人に対しては、責任をもって「それでいこう」と言えるように心がけたいものだ。

 仕事でもプライベートでも、残念な人だと思われてしまうのは悲しい。自分の口癖を見直しながら、周りに好印象を与えられる言い方を少しずつ実践してみてはいかがだろうか。

文=松澤友子



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