スポ根度ゼロ! 耽美度100%!? 元祖・スー女漫画『両国花錦闘士』が豪華愛蔵版で復刻!

マンガ

公開日:2017/5/27

『ビッグコミック スピリッツ』(小学館)で連載されていた相撲漫画『両国花錦闘士』。著者の岡野玲子画業35周年記念として、豪華愛蔵版『両国花錦闘士 1 <東の横綱編>』が2017年5月15日(月)に発売された。

『両国花錦闘士』は、四半世紀以上前に描かれたとは思えない出色の相撲漫画で、大相撲の力士たちが主に土俵以外で切磋琢磨する「スポ根度ゼロ」の内容となっている。大相撲を題材にした漫画というだけでなく、大相撲ファンならニヤリと笑うディテールが随所に散りばめられ、相撲好きも相撲に興味をもちはじめた人でも豪快で繊細な力士たちに驚くはず。

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    コマ割りのデザインにも注目
    (C)岡野玲子/小学館クリエイティブ
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    いま再び話題のディスコが登場
    (C)岡野玲子/小学館クリエイティブ

 愛蔵版の特典として、岡野玲子の「お相撲」インタビューや名画をモチーフにしたカラー口絵“RIKISHIアートワーク”などを収録している。能町みね子による特別寄稿、琴剣、横野レイコ、北大路公子、喜屋武ちあきなど、角界が好きな漫画家や文化人が寄せた熱いコメントも必見。

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 愛蔵版は全2作で、次作の『両国花錦闘士 <西の横綱編>』は7月中旬ごろの発売を予定している。岡野が描く「お相撲サクセスストーリー」を楽しもう。

※掲載内容は変更になる場合があります。