小学生女子が憧れた『りぼん』の字、外国人が書く「カタコト文字」… “くせ字”に魅了された女性が語る、その魅力

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公開日:2017/5/23

 著名人から偉人、道ばたの名も知らない人までの「くせ字」を集めた『美しい日本のくせ字』が、2017年5月22日(月)に発売された。

 同書は、著者のくせ字蒐集家・井原奈津子が約30年にわたり採取した「くせ字」の世界を紹介している。例えば、レディ・ガガ、アリアナ・グランデなどの外国人が書く日本語の文字を特集した「カタコト文字の魅力」や、少女のバイブル『りぼん』の字を解説している「小学生女子の憧れ文字」を掲載。

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    「カタコト文字」の魅力
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    小学生女子憧れの文字/少女のバイブル『りぼん』の字

 その他にも稲川淳二のどこかこわい字、図書館で見つけた名もわからない昔の字など様々な「くせ字」を紹介している。

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    奇怪じかけのオレン字。こわいなあ~/稲川淳二の字
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    拾ヒシ謎ノ文字/図書館で拾った昔の字
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    “ゴシック体”に取り憑かれた男/佐藤修悦の字

 また、おそらく女子が書いた38年間の「落書きノート」から抜粋した「女子の字40年史」は見もの。同書を読めば、「読みづらい」「汚い」と思われがちな「くせ字」の魅力がわかるかもしれない。

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    「女子の字」40年史

井原奈津子
くせ字愛好家。多摩美術大学卒業後、主にエディトリアルデザインに関わる。現在は筆耕、習字の指導などを行う。「くせ字練習会」などのワークショップも開催。

※掲載内容は変更になる場合があります。