この写真はアウト? セーフ? 「写真炎上」にならない肖像権・著作権のマナー

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公開日:2017/5/25

 2017年5月20日(土)に発売された雑誌『アサヒカメラ』2017年6月号では、「写真炎上」を防ぐための肖像権・著作権などの正しい発表方法を紹介している。

「撮影していい建物、撮っていけない建物の違いは?」「祭りや歓楽街での撮影は、どこまで顔が写っていい?」「広告やキャラクターが写り込んだ写真はOK?」など、写真撮影を趣味とする人なら、一度はこんな疑問に悩まされたことがないだろうか。そこで今回の『アサヒカメラ』では、実際に撮影された写真21枚を徹底チェックし、「SNS」「ストックフォト」「写真コンテスト」の審査担当者が「発表していいかどうか」を○、△、×で判定している。

 それぞれの写真に対しては弁護士が肖像権・著作権などの観点から撮影のポイントをアドバイス。実際の21枚の判定では、「写真コンテストでは○だが、SNSでは×」「SNSでは○だが、ストックフォトでは×」と別れることもしばしば。撮影時のルール順守も大切だが、発表の仕方によって評価が大きく変わるところは要チェックだ。

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 その他にも、「いまさら聞けないカメラ・撮影のこと 完結編 その用語、正しく理解していますか?」を掲載。わかりやすい文章とポップなイラストで「人に聞けないカメラや撮影のノウハウ」を解説する大好評企画も、今回でついに完結。同誌選りすぐりの専門家がカメラ・撮影の基本をやさしく解説している。

 さらに写真家・荒木経惟による新作グラビア「写狂老人A日記」も掲載。独占インタビューにも応じており、「老いていかないと写真はよくならない。老いていくってことは生きていくってこと。年を取らないといい写真が写らないんだよ」と同誌で語っている。撮影に関するあらゆる常識をここでおさらいしよう。

※掲載内容は変更になる場合があります。