『名探偵コナン』スピンオフギャグ漫画『犯人の犯沢さん』が話題に「公式が“黒タイツさん”にフォーカスを当ててくるとは…」

マンガ

更新日:2017/5/29

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    『サンデーS増刊』7月号(小学館)

 2017年5月25日(木)発売の『サンデーS増刊』7月号で、『犯人の犯沢さん』の連載がスタート。『名探偵コナン』で“黒い人”“黒タイツさん”といった愛称で親しまれるあのキャラクターが主人公となっており、読者からは「公式が“黒タイツさん”にフォーカスを当ててくるとは…」「めっちゃ『名探偵コナン』を弄ってて笑ったwww」との声が相次いだ。

 『名探偵コナン』では、事件の真相が明らかにされるまで「犯人」を真っ黒な姿で描いている。つまり犯人の“仮の姿”としてのビジュアルで特定の個人ではないのだが、ファンの間では“黒タイツさん”などと名付けられキャラクターのように親しまれてきた。

 今回はそんな“黒タイツさん”を公式が「犯沢さん」として取り上げ、さらにコナンファンの間で話題になっていた様々なネタをパロディーにして読者の笑いを誘った。まず注目されたのは表紙の犯沢さんのポーズ。これは一時期“コナパラ”などと呼ばれもてはやされた、アニメOPの振り付けとそっくり。ファンからは「これコナン君の黒歴史のやつ!(笑)」「そういえばコナン君パラパラ踊ってたな」「犯沢さんそのポーズやめてあげてwww」との声が上がっている。

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 そして本編では、コナンたちの住む“米花町”がまるで魔境のように扱われ話題に。作品内では犯沢さんが電車から米花町に降りるシーンが描かれるのだが、それを見た他の乗客は「死にたいのか!?」「まともな人間はこの町には近づかんぞ!!」などと彼を制止する。半年しか経っていないといわれる作中の経過時間にもかかわらず、これまで数多くの事件が発生してきた米花町の治安の悪さはファンの間でしばしば話題になっており「米花町の事件発生率ヤバすぎじゃね」などと囁かれてきた。

 そのため今回のパロディーには「米花町がまじで魔境になってて笑った」「まあ死亡件数とか考えたらこの扱われ方は妥当だよな」「本当にここ日本かよwww」「青山先生は怒っていい(笑)」とのツッコミが続出。

 魔境・米花町で犯沢さんはどのような活躍を見せてくれるのか、全く新しい主人公(犯人)の今後に注目だ。