有田哲平が“最強に最弱な男”に！ 古谷実『わにとかげぎす』実写ドラマ化に反響続々

『行け！ 稲中卓球部』などで知られる古谷実の人気マンガ『わにとかげぎす』が実写ドラマ化され、2017年7月から放送されることが決まった。ファンからは「おお！ あの人間臭さをどうやって表現していくかこれは楽しみだ」と反響が起こっている。

　同作は、ショボクレ警備員の富岡ゆうじが“没な人生”にお別れするため「友達作り」に奮起するも､次から次へとアクシデントが起き､人生が思わぬ方向へと向かっていくストーリー。ドラマでは主人公の富岡をくりぃむしちゅーの有田哲平が、富岡に一目惚れするヒロイン・羽田梓を本田翼が演じる。

　これまでにも古谷実のマンガ作品は『ヒミズ』や『ヒメアノ～ル』が実写映画化されているが、初の連続ドラマ化とあってさっそく原作ファンから「古谷作品続々と実写化だね。それだけストーリーが濃いってことなんだよな」と期待する声が。今回のドラマ化では脚本を映画「凶悪」の高橋泉、演出をドラマ「カルテット」で複雑な人間模様を描いた坪井敏雄が務めるとあり「この人たちなら古谷作品にある独特のえぐい心理描写もうまく描いてくれそう」といった声が上がった。

「スルスルっとごまかしながら」ドラマ出演のオファーを断り続けてきたという有田は同作で連続ドラマ初主演を飾る形だが、有田の出演に驚きを隠せないファンも多いようす。中年・独身・童貞ながら一念発起を誓う“最強に最弱な男”を演じることに「このキャスティングは意外だ！ そもそも有田がドラマに出るっていうこと自体がイメージなかったわ…」「ちょっと予想外の配役だけど、有田さんてコントとか見てると演技力ありそうだから良い感じに富岡のヤサグレ感出してくれそう」などの反応が。

　また古谷作品のヒロインを本田が務めるとあって「結構きわどいシーンあるけど、どこまで演じきるかで原作にあった人間ドラマの完成度が決まりそう」といった声も。果たして有田哲平＆本田翼のコンビで『わにとかげぎす』ワールドがどのように表現されるのか、放送スタートを楽しみに待とう。

■ドラマ「わにとかげぎす」
放送開始：2017年7月スタート
原作：古谷実
脚本：高橋泉
演出：坪井敏雄
製作著作：TBS
出演：有田哲平、本田翼、賀来賢人、村上淳、光石研 ほか
公式ページ：http://www.tbs.co.jp/wanitokagegisu/