過剰な完璧主義は悪影響!?「どんなにがんばっても結果が出ない」から抜け出すヒント

ビジネス

2017/6/6

「上手に力を抜いて」仕事で結果を出すヒントを紹介した、『2割に集中して結果を出す習慣術 ハンディ版』が2017年5月27日(土)に発売された。

 同書で紹介しているのは、より無駄をなくして最大の結果を出す「最善主義」の方法。仕事の本質を見極め、成果が出るポイントに全力投球し、それ以外の部分は上手に力を抜くことが大切だという。

 仕事を行っている状況を振り返ると、力を抜くことは「わかってはいるけど、実際にできない…」と思っている人が多い。それは「完璧志向主義」の人が多いからだ。完璧志向主義とは、「きちんとやり遂げる」「細部にこだわる」ことに重きを置いており、優秀なアスリートやクリエーターが持っている考え方。完璧志向主義自体が悪い考え方ではないのだが、一般のビジネスパーソンにとって、過剰な完璧主義はむしろ悪影響をもたらしてしまう。

 なぜなら一般のビジネスパーソンはひとつの仕事に没頭するというより、多くの仕事が次々と舞い込み、同時に多数のプロジェクトを進める必要があるから。その過程では常に優先順位を変え、プロセスを最適化することが求められる。限られた時間で成果を出す必要があるが、過度の完璧主義はプロセスの最適化を邪魔してしまう。

 ここで大切になってくるのが「最善主義思考」。最善主義とは、「力の入れどころと抜きどころ(集中する2割)を見極めて、より無駄をなくし、限られた時間で最大の結果を出す」こと。この思考を身につけると、今よりも少ない時間で大きな成果を出すことができる。

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 「最善主義思考」で自分に過度なストレスをかけず、プレッシャーや不安を軽減。仕事やプライベートにおいて、限られた時間を自分の幸せと成果のために、最大効率で使えるようになるだろう。

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 同書では、完璧主義思考から最善主義思考に移行するための思考・行動の習慣を紹介している。5つのポイント(章)に分け、完璧主義と最善主義とでどのような思考の違いがあるのか、項目形式で図解を使ってわかりやすく比較。仕事でなかなか結果を出せていない人は、同書を参考にして無用なストレスを減らし、より効率的に仕事を進めていこう。

<目次>
第0章 完璧主義が効率を下げる
第1章 「短時間で効率的」に仕事を終える
―重要な仕事も雑用も、同じくらい労力をかけていませんか?
第2章 「効果的な工夫」で成果を高める
―自分のこだわりが強すぎて、相手のニーズとズレていませんか?
第3章 「失敗を恐れず」行動する
―万全の準備ができていないと、不安を感じていませんか?
第4章 「精神的な余裕」をつくる
―失敗したら、すべて自分の責任だと背負い込んでいませんか?
第5章 「他人の力」を上手に活かす
―何もかもひとりでやろうとして、重要なことがおろそかになっていませんか?

古川武士(ふるかわ・たけし)
習慣化コンサルタント。習慣化コンサルティング株式会社代表取締役。米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー。3万人以上のビジネスパーソンの育成と1,000人以上の個人コンサルティングの現場から「続ける習慣」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。オリジナルの習慣化理論・技術を基に、個人向けコンサルティング、習慣化講座、企業への行動定着支援を行っている。2016年には中国で6,000名規模の習慣化講演を行い、本格的に海外進出も始める。主な著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』『7つの心のブレーキを外せばうまくいく「すぐやる習慣」』『マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣』『「習慣化」ワークブック』などがある。

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