モテる男は、○○○雑誌を読んでいる? 「モテる男」と「嫌われる男」の習慣の違いとは?

恋愛・結婚

公開日:2017/6/2

『「モテる男」と「嫌われる男」の習慣』(今井 翔〈いまい つばさ〉/明日香出版社)

 女性にモテる、上司にモテる、後輩からもモテる。モテる男とは、どんな人からも好かれる人であり、日々自分を磨き続ける人である。『「モテる男」と「嫌われる男」の習慣』(今井 翔〈いまい つばさ〉/明日香出版社)は、「モテる男」の習慣が、ぎっしり詰まった一冊だ。著者の今井翔氏は、恋愛、パートナーシップに関する人間関係の専門家。半年以内でパートナーを見つけ入籍する人が続出したという、コンサルティングの実績を持つ。

 本書では、もともとイケメンでモテていた男性の例ではなく、「社会人になっていろいろ勉強し、努力してモテるようになった男」の例を紹介している。伝え方、身だしなみ、働き方、学び方、遊び方、考え方を柱として、50項目にのぼる、モテる男の習慣とは?

●モテる男は「女性ファッション雑誌」を読み、嫌われる男は「男性ファッション雑誌」を読む

 相手の女性が読んでいるファッション雑誌に出てくる男性のファッションが、その女性が好むファッションだ。キレイめな服の女性は、キレイめな服装の男性を好むものだ。

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●モテる男は「時給」で考え、嫌われる男は「月給」で考える

 時給で考えることで、その時にとるべき行動を慎重に選択するようになる。他人の時間の価値もわかる男は、相手を思いやった行動がとれるのだ。

●モテる男は「お酒の飲み方」を勧めて、嫌われる男は「お酒」を勧める

「モテる男」は、つまみとの相性を考えながら、丁寧にお酒を飲む癖がついている。「このつまみがあるからこのお酒を頼んでみよう」というように、一緒にいる人の新たなお酒の世界を開拓してくれる。

●モテる男は「自分が好きで」、嫌われる男は「大勢の人に好かれたい」

 モテる男は自分が納得できる生き方をしようと努力している。自分の弱いところや至らないところを直視し、辛くても自分の感情や思いと向き合う。その結果、自分を好きになることができ、その自信が人を惹きつける。

●モテる男は「素」を出し、嫌われる男は「身の丈以上か以下」に見せる

 モテる男は背伸びをせずに、等身大の自分を相手に見せる。女性も自然体の男性を見れば「自分も自然体でいいのだ」とほっとするのだ。みえを張ったり謙遜したりするストレスを持つことは、自分も他人も幸せにしない。

 男の一日の行動、思考のすべては「モテ」の要素なのだ。「嫌われる男の習慣」のまま、貴重な一日を過ごしてはもったいない。本書を参考に実践し、そこから自分で学びながら枝葉を広げていくと、それが自然に自分自身の習慣になるだろう。今井氏のアドバイスは、女性にも応用できる。結局「モテる」ということは、人間的な魅力を高めることなのだと思う。

文=泉 ゆりこ