米林宏昌監督全世界待望の最新作!「メアリと魔女の花」全国試写会開催決定

マンガ

公開日:2017/6/5

    img01
    (C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会

 7月8日(土)に全国東宝系で公開される「メアリと魔女の花」のKADOKAWA連合試写会が開催されることが決まった。全国で1,680組3,360名が招待される。

 同作は「借りぐらしのアリエッティ」で2010年邦画興収第1位、「思い出のマーニー」で第88回米アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされるなど、国内外で高い評価を得る監督・米林宏昌の全世界待望の最新作。スタジオジブリ退社後の第1作目として、満を持して発表する長編アニメーション映画だ。

 原作は、『魔女の宅急便』『ハリー・ポッター』誕生以前の1971年、イギリスの女流作家メアリー・スチュアートにより書かれた児童文学『The Little Broomstick』。米林監督が最新作で選んだ題材は、かつて師である宮崎駿監督が選んだ題材である「魔女」だった。

advertisement

 きっかけはプロデューサーの西村義明が、原作の「この扉を開けるのに魔法なんか使っちゃいけない。どんなに時間がかかっても、自分の力でいつもどおりに開けなきゃ」という台詞に魅了されたこと。『The Little Broomstick』は“魔女”や“魔法使い”を扱いながら、主人公が持ちえた魔法の力を拒絶するという、他の魔法物語と一線を画した作品。これは、人間の少女・メアリの物語であり、ジブリという強大な魔法を失くしてなお、1人のアニメーション映画の作り手として映画を作り続けようと踏み出した米林監督自身の物語でもある。

 「アリエッティ」で運命に翻弄され、新たな地へと出立する少女を描き、「マーニー」で孤独と向き合いつつ、次の1歩を踏み出すヒロインを描いた米林監督。今回は、元気に動き回る感情豊かで魅力的なヒロイン“メアリ”が新たに生み出される。日常とは舞台を変えた異世界で主人公メアリと共に野を駆け、空を飛び、雲の向こうを旅するような、未知なる世界への憧れ。楽しくも怖くもあり、ドキドキ、ワクワク、ハラハラする物語が展開する。

 主人公のメアリの声を演じるのは女優、杉咲花。米林監督の前作「思い出のマーニー」では彩香役を好演し、今年の第40回日本アカデミー賞他、各映画賞を総なめにした若き実力派が、喜怒哀楽豊かなメアリを演じる。そして、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶ他、日本映画界を牽引する豪華な俳優陣が同作に命を吹き込む。脚本は「かぐや姫の物語」の坂口理子が手がけ、音楽は「思い出のマーニー」からの再タッグとなる村松崇継が担当。世界一の奏者ジョシュア・メシックによる民俗楽器ハンマーダルシマーの神秘的な音色が劇中音楽を奏でる。

映画『メアリと魔女の花』は、ドキドキとワクワクに満ちたエンターテインメント作品を目指します。それは一方で、これからの時代を生きていく子どもたち、20世紀の魔法がもはや通じない世界で生きるぼくたち自身の物語だと思っています。米林宏昌

 米林監督が得意とする精緻で美しい背景美術と圧倒的なアニメーションで描かれる、静と動が融合した夏のエンターテインメント超大作。その感動を、ひと足先に試写会で体験してみては?

■映画「メアリと魔女の花」KADOKAWA連合試写会
<東京>
2017年6月30日(金)18:00開場 18:30開映 550組/1,100名
よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1読売会館7F)
<名古屋>
2017年6月28日(水)18:00開場 18:30開映 320組/640名
名古屋市芸術創造センター(愛知県名古屋市東区葵1-3-27)
<大阪>
2017年6月25日(日)12:30開場 13:00開映 350組/700名
大阪商工会議所国際会議ホール(大阪府大阪市中央区本町橋2番8号)
<福岡>
2017年7月1日(土)13:30開場 14:00開映 285組/570名
都久志会館(福岡県福岡市中央区天神4丁目8-10)
<札幌>
2017年7月1日(土)13:30開場 14:00開映 175組/350名
札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2条西5丁目狸小路5丁目)

応募方法
ハガキに「郵便番号・住所・氏名・年齢・性別・職業(学年)・電話番号・ご覧になった雑誌名・希望会場」を明記し、下記の宛先に郵送。
〒102-0071 東京都千代田区富士見1-6-1 富士見ビル7F
(株)エイガウォーカー「メアリと魔女の花」KADOKAWA連合試写会係
WEBからも応募可能。
応募ページ:http://promo.kadokawa.co.jp/cinemapreview/
応募〆切:2017年6月9日(金)必着

■映画「メアリと魔女の花」
公開日:2017年7月8日(土)全国東宝系公開
原作:メアリー・スチュアート
脚本:坂口理子
脚本・監督:米林宏昌
音楽:村松崇継
プロデューサー:西村義明
制作:スタジオポノック
キャスト:杉咲花、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶ
製作:「メアリと魔女の花」製作委員会
(C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会
公式サイト:http://maryflower.jp/

あらすじ
田舎町の赤い館村に引っ越してきたメアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花「夜間飛行」を見つける。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。
一夜限りの不思議な力を手にいれたメアリは、雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学府“エンドア大学”への入学を許可されるが、メアリがついたたった1つの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく。
メアリは、魔女の国から逃れるため「呪文の神髄」を手に入れて、すべての魔法を終わらせようとする。しかしそのとき、メアリはすべての力を失ってしまう。
しだいに明らかになる「魔女の花」の正体。メアリに残されたのは1本のホウキと、小さな約束。魔法渦巻く世の中で、ひとりの無力な人間・メアリが、暗闇の先に見出した希望とは何だったのか。驚きと歓び、過ちと運命、そして小さな勇気にメアリは出会う。あらゆる世代の心を揺さぶる、まったく新しい魔女映画が誕生する―。

※掲載内容は変更になる場合があります。