“味つけ冷凍”でおかずバリエが広がる! マンネリ化を防ぐ「冷凍保存レシピ」

食・料理

公開日:2017/6/12

 冷凍することで簡単・おいしくなる便利レシピを紹介した『長期保存OK! 毎日使える! 冷凍保存レシピ』が2017年5月29日(月)に発売された。

 同書は、長く保存できたり、素材のうまみが増したり、下味がしみ込んでおいしくなったりする「冷凍保存」レシピを3パートに分けて87品紹介。1つ目はいま大人気の「味つけ冷凍」レシピ。「味つけ冷凍」は、保存袋に肉や魚と調味料を入れ、下味をつけて冷凍し、凍ったまま調理に使う方法。冷凍している間に味もしみておいしくなっていくので効率的に調理できる。たとえば味つけ冷凍した「鶏もも肉のナンプラー味」をグリーンカレーや竜田揚げ、グリルの3つにアレンジ可能。アレンジしやすいシンプルな「味つけ冷凍」ならマンネリ化を防げるはず。

 2つ目は、おすすめの「素材冷凍」レシピ。トマトやきのこ類は、冷凍することでうまみ成分のグルタミン酸やグアニル酸が増しておいしさがアップ。さらに、冷凍することで繊維がくずれ、火が通りやすくなる。冷凍した玉ねぎを使えば、あめ色玉ねぎも短時間の加熱で完成。戻すのが面倒な乾物は、まとめて冷凍ストックにしよう。

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 また卵は冷凍することでたんぱく質が変性し、黄身がとろりとしてやみつきの食感に変化。豆腐やこんにゃくなど、生のときと食感が変わる食材を冷凍すれば、料理のバリエーションも広がる。同書ではそんな素材を厳選。冷凍法とともにアレンジおかずを多数紹介している。

 3つ目は「冷凍つくりおき」レシピ。鶏のから揚げや豚肉のしょうが焼き、ハンバーグなどは作っておいて冷凍に。電子レンジで温めるだけですぐに食べられるようになる。揚げものは、オーブンかトースターで加熱すれば作りたてのおいしさに。また、冷凍した作りおきおかずは、そのままおべんとうに詰めてもOK。お弁当用に便利なシリコンカップで冷凍すれば、ワンカップ冷凍常備菜にできる。

 さらに巻頭には、「冷凍のプロに教わる! 食材の冷凍ワザ」を特別収録。冷凍のプロとして、いま大活躍の冷凍生活アドバイザー・野菜ソムリエプロの西川剛史による、食材の冷凍の基本、最新の冷凍テクニックを収録している。知っているようで知らなかった食材の冷凍のすべてが満載の同書。料理に時間がかかってしまう人は、ラクにおいしく作れる「冷凍保存」レシピを活用してみては?

※掲載内容は変更になる場合があります。