「自分が話すと場がしらける…」 思いがスラスラと言葉になるには?

暮らし

公開日:2017/7/5

 2017年5月に発売された、思いがスラスラ言葉になる超アウトプット法を紹介する『「言葉にできる人」の話し方 15秒で伝えきる知的会話術』。

 知っているのにうまく言葉にできない、話すタイミングを逃してしまう、自分はよくしゃべるけれど内容が薄い気がする…。そんな経験はないだろうか? 例えば、「エレベーターで社長と一緒になったが、気の利いたことが何も言えない…」「飲みの席で、ふられた話題に知らないと答えたら場がしらけた…」などなど…。

「言葉にできない」「うまく(言葉で)伝えられない」という悩みをもつ人は多いはず。どんな会話も盛り上げ、いつも話題の中心にいるのが「言葉にできる人」だ。「言葉にできる」とは、相手を納得させられることが言える人のことを指す。反対に「言葉にできない人」は、往々にして相手から「考えていないな」と思われたり、場を気まずくしてしまいがち。

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 著者の齋藤孝は、日々のアウトプット(言葉化)を鍛えれば、誰でも必ず「言葉にできる人」になれるという。同書では「教養の超アウトプット法」はもちろん、知らない話題でも切り抜けられる「間に合う会話力」や、たった15秒で密度の濃いコメントをするテクニックも紹介している。会話をしても、うまく相手に伝えられずもどかしさを感じている人は、同書を参考にしてみよう。

齋藤孝
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。

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