“つかみどころのない”部下への指導はどうしたらいいの?

ビジネス

公開日:2017/6/30

 部下の育成・指導の悩みを解決する特効薬「パフォーマンス心理学」を徹底解説した、『一流のリーダーがやっている部下のやる気に火をつける33の方法』が2017年6月13日(火)に発売された。

「ちょっと叱ると、すぐにへこんで無口になる」「ぜんぜん相談に来ないから、できていると思っていたら何も進んでいなかった」「言われたことの表面だけは何とかやるが、その先を自分で考える熱意が見えない」…。そんな“つかみどころのない”部下の指導に悩んではいないだろうか。

 上司のリーダーシップがますます問われる現在、「褒める」「叱る」以前に部下が何を考えているかを一瞬で読み取る力が求められている。そこで活用したいのが、同書で紹介している「パフォーマンス心理学」だ。

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 人は誰しも何らかの「役割」を演じているもの。職場で言えば「上司」と「部下」。その意味で、仕事をしている人は皆「パフォーマー(役者)」であり、職場は「パフォーミングステージ(舞台)」と言える。その観点から、職場の問題を捉えなおすのがパフォーマンス心理学。上司には、役割を演じる相手の本心を言葉以外からしっかり読み取り、適切な表現を発信していく役目がある。同書では、パフォーマンス心理学の最新の知見から3部構成で上司の悩みを解決していく。

第1部 言葉に出ていない部下の心を見抜く技術
第2部 部下の感情にまで届くメッセージ発信の技術
第3部 どんなに苦労してもへこたれないリーダーのメンタル講座

 第1部と第2部で紹介している“部下のやる気に火をつける33の方法”と、第3部で紹介している“何が起きても乗り越えられるメンタル力”を身につけることができれば、相手の本音を“言葉以外”から読み取ることができ、その感情に響くメッセージを発信することができるようになる。

 同書には、ジャパネットたかた前社長・高田明が「あなたの上司力が必ず変わります。リーダーのあるべき姿が的確に語られている最高の本です。さすが佐藤先生!」とコメントを寄せている。部下とチームを変えて一流のリーダーを目指そう。

佐藤綾子(さとう・あやこ)
パフォーマンス心理学博士。1969年信州大学教育学部卒業。ニューヨーク大学大学院パフォーマンス研究学科修士課程修了。上智大学大学院博士後期課程満期修了。日本大学藝術学部教授などを経て、2017年よりハリウッド大学院大学教授。国際パフォーマンス研究上代表、「佐藤綾子のパフォーマンス心理学講座」主宰。自己表現研究の第一人者として、首相経験者を含む53名の国会議員や累計4万人のビジネスリーダーやエグゼクティブのスピーチコンサルタントとして信頼を集めている。

※掲載内容は変更になる場合があります。