宝くじで6億円当てた人にあった「4つのサイン」とは?

ライフスタイル

2017/7/10

『スゴ運。リストラされて全財産4419円だった僕が宝くじで6億円当てたスゴい方法』(唱田 士始矢/フォレスト出版)

 季節は夏を迎え、もう今年もあと半年。占い好きな人なら、“下半期の運勢”なんてキーワードが目に入ると、ついつい、マウスをクリックしたくなるだろう。

 『スゴ運。リストラされて全財産4419円だった僕が宝くじで6億円当てたスゴい方法』(唱田 士始矢/フォレスト出版)の著者は、高校受験を失敗。周りが知識をつけていくなか、何か学びたいと10代の終わり頃に興味を持った東洋占術を実践。周囲の小さなできごとから研究や分析を始め、試行錯誤をしながらも25年にわたり、データを積み重ねてきた。

 そして、自分の運気に合わせた“サイクル”と“吉方位”へ行くタイミングを図り、宝くじ6億円に当せんという「スゴ運」にたどり着いた。現在は、経営者だけでなく占い師までもコンサルティングする開運コンサルタントである。なお、当せんの証拠は、本書に掲載されている銀行通帳と宝くじの照合明細書の、浮世離れした額の桁数で確認してほしい。

 著者は、自分の運気を調べ、吉方位に向かうことを心掛けると「幸運の訪れを告げる4つのサイン」があるという。

(1)好天に恵まれる確率が高くなる
(2)厚遇してもらえる
(3)会いたい人に会え、よい人脈が広がる
(4)だんだんと「タイミングのよい人」になっていく

 確かに、占いを離れたところでも、私たちは、好調な様子を「波に乗っている」という表現をすることがある。本書はもちろん「宝くじ運」について、大事な秘訣が書かれているのだが、特に後半は、読者の運気そのものが上がるように、春夏秋冬のリズムや、吉方位の調べ方の解説に力が入っている。巻末資料を使い、すぐ調べられ、単に宝くじの当せんだけではなく、自分で“運気の波”を捕らえることができる内容だ。

 東洋占術は、何千年ものデータが蓄積されているだけに、著者は「占いは、科学の上をいく“科学”である」と持論を述べる。けれども、全て占いで決めている訳ではない。リストラの原因につながった出張の方位は、事前に調べなかったそうだ。著者いわく「なぜって“方位が悪いから出張しません”なんて言ったら、その時点でクビですから(笑)」と綴っている。「月1回くらい吉方位へ行けば十分」とも語っており、占いにのめり込むのではなく、日常生活の常識のある範囲で実証してきたところに好感が持てる。

 また、吉方位については「近場から試す」のが基本だが、運気のサイクルに関して、耳寄りな一文を見つけた。どの個人にも共通しているようだ。

個人の運気については、冬の数値が最も低く、夏または秋の数値が最も高くなります(略)。ですから、夏や秋の時期に、長い距離を移動して吉方位に向かえば、最大の効果が得られることになります。

 本書で自分の吉方位を調べて、夏休みの旅の計画に活用してみるのも一考だ。復路についてのアドバイスも書かれている。

 占いは“当たるも八卦当たらぬも八卦”ともいう。自己責任の上なら、時には運を信じてコツコツ行動するのも人生を豊かにする方法のひとつなのかもしれない。人生には、いろいろな頑張り方があり、何が起こるかわからない。自分の目標や理想実現のために何を実行するのか。そのひとつに「自分の運気を信じて」という後押しがあってもいいのではないだろうか。

 筆者もひとつ実践。この原稿の執筆日の吉方位を調べてみると東と出た。よって、東向きで執筆。いつもより、スムーズに筆が進んだ(本当に)。

文=小林みさえ