『金田一少年の事件簿』犯人視点のスピンオフが話題に

マンガ

公開日:2017/7/9

    img01.jpg

 2017年7月5日(水)から、マンガアプリ「マガジンポケット」で『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』の連載がスタート。同作は事件を起こす犯人たちが主人公のギャグ漫画で、「犯人大変そうでめっちゃ面白いwww」と話題だ。

『金田一少年の事件簿』(以下、『金田一』)のスピンオフとなるこの作品は、これまで『金田一』で描かれてきた事件が犯人視点でコミカルに語られていく。第1話では本編最初の事件「オペラ座館殺人事件」の犯人が登場し、「オペラ座とか懐かしいなー!」「はじめちゃん出てきたときの絶望感が笑える」「そうだよね、あのトリック大変そうだよね…」と、事件を知っている人ほど楽しめる内容となっている。

『金田一』に登場する犯人は重い過去や切実な動機を抱えているキャラクターが多く、「犯人に同情してすごい感情移入しちゃったことある」「犯人の肩を持ちたくなることも多いんだよな」「好きな犯人上げたらキリがない」といった声も。1998年にはプレイヤーが犯人となって殺人事件を起こす異例のミステリーゲーム「金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼」も登場しており、事件やトリックだけでなく犯人のキャラクターが作り込まれていることでもお馴染みのようだ。

advertisement

 スピンオフを手がけるのは、『週刊少年マガジン』の『ルポ魂!』で知られる船津紳平。1話を読んだファンからは作画が初期の原作に似ているといった評判も上がっているので、原作を読み返してから読むとさらに楽しめること間違いなしだ。

◆『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』作品紹介
金田一が名探偵すぎて、実は犯人はずっと焦っていた…!!
「やめろ金田一! 俺のトリックを暴くな! …恥ずかしいから!!」名探偵・金田一少年に綿密なトリックをバカスカ暴かれ、去って行った犯人たち…。彼らはあの瞬間、何を考えていたのか!? 何を思っていたのか!?
怪人、放課後の魔術師、レッドラム…過去登場した犯人たちを主人公にむかえておくる、“完全犯人視点”スピンオフコメディ開幕!!!