「はいからさんが通る」展開催にファン大興奮「アラフォー、アラフィフ世代にはたまらない」

マンガ

公開日:2017/7/16

 人気マンガ『はいからさんが通る』の原画などを集めた「『はいからさんが通る』展 ~大正▽乙女らいふ×大和和紀ワールド!~」(※▽はハートマーク)が、2017年9月29日(金)より東京・弥生美術館で開催されることが分かった。この発表にファンからは「はい、行くしかない」と反響が起こっている。

『はいからさんが通る』は、大正時代の東京を舞台に“ハイカラ娘”の花村紅緒の恋模様を描いた少女漫画で、「第1回講談社漫画賞少女部門」を受賞。10月には宝塚歌劇団花組による「ミュージカル浪漫『はいからさんが通る』」が上演され、アニメ映画「劇場版 はいからさんが通る」前編が11月に、後編が2018年に公開されることも決定している。

 同展では『はいからさんが通る』の原画とともに、大正から昭和初期の女学生や職業婦人などの女性文化を当時の資料から紹介。他にも大和の初期作品や「あさきゆめみし」「ヨコハマ物語」「イシュタルの娘」といった代表作の原画も集め、約200点を展示する。貴重な資料の展示となる企画に、ファンは「アニメ再放送あるたびに観てた! これは絶対行かなきゃ」「アラフォー、アラフィフ世代にはたまらない企画ですね!」「今も原作コミックス読み直すくらい好きな作品だから原画の展示は本当にありがたい!!」といった声が続出。

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 会場となる弥生美術館は、明治・大正・昭和の挿絵画家や出版美術をテーマに企画を展開する美術館。今回の企画では「ハイカラさん割引▽」と題して、袴着用で来場すると入場料が100円割引となるほか、「大正乙女しおり」もプレゼントされる。他にも会期中に学芸員によるギャラリートークやサイレント映画の上映会などのイベントもあり、ファンからは「弥生美術館で開催されるというのが素晴らしいよ!」「大好きなマンガ×大好きな美術館という組み合わせでヤバイ」「袴割り引き良いなあ、私も袴着て行こうかな」「大正ロマンを感じさせてくれそうでほんと楽しみ!!」と反応が相次いだ。

 一世を風靡し今も愛される作品の展示を通して、大正時代に“タイムスリップ”してみては?

■原画展「『はいからさんが通る』展 ~大正▽乙女らいふ×大和和紀ワールド!~」
開催期間:2017年9月29日(金)~12月24日(日)
※会期中、カラー原画の入れ替えあり
開催地:東京・弥生美術館
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(10月9日(月・祝)は開館、翌10月10日(火)休館)
料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円
※隣接の「竹久夢二美術館」も入場可能
公式ページ:http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/next.html