ほんとは怒りたくないのに、つい怒ってしまう日本中のママに読んでほしい、絵本作家のぶみ最新作! 『おこらせるくん』

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/12

『おこらせるくん』(のぶみ/KADOKAWA)

 すべてのママの悩み、それはかわいい我が子をついつい怒ってしまうこと。「ほんとは怒りたくないのに~~」そんなママたちの心の叫びがあちこちから聞こえてきそう。

 絵本作家・のぶみさんは、全国のママたちに「これまで子どもに最も怒ってしまったエピソード」を大調査! 7月13日に発売された『おこらせるくん』(のぶみ/KADOKAWA)には、ママたちから寄せられた”あるあるエピソード”が詰め込まれています。

 本書の主人公「おこらせるくん」とは?

advertisement

・朝、なかなか着替えない
・「遅刻しちゃう!」と言っても聞かない
・洋服のそでをかってに切る
・むやみにかっこつける
・パンツをはき忘れることがある
・毎日ふざけてばかりいる


 子どもにイライラしてしまって自己嫌悪になることって、ママだったらきっと誰にでもあること。けれど本書を読んでいると、そんな気持ちも吹っ切れて、逆に笑ってしまうこと請け合い。おこらせるくんとママの軽妙な掛け合いは、まるでコントを見ているような楽しさです。

 そんなおこらせるくんは、もうすぐ誕生日。「そういえばあんた たんじょうびプレゼントは、どうするの?」とママが聞いてみると、「おこらないママがほしい!」との返事が……。ママは目にいっぱい涙をためながら、こう言います。


「そっか、ママ まいにちおこっちゃうもんね、ごめんね。
でもね、ハッキリいって おこらないママなんか
ダメだとおもう!!
だって あたしが あんたを うんだんだもん。
いのちよりたいせつなこどもよ。
あんたが ダメなことしてるのに
テキトーにムシなんて できないよ。」

 はたしてママの本当の気持ちは、おこらせるくんに伝わるのでしょうか?

 著者ののぶみさんは、「ママがおばけになっちゃった!」シリーズが累計53万部を突破。これまで執筆した絵本は170冊を超え、海外でも翻訳出版される等、国内外で高い評価を受けています。さらに、テレビ番組のアニメーションや内閣府子育て支援制度のシンボルマーク、商品のキャラクターデザイン等も手がけ、幅広い分野で活躍する、今、最も注目を浴びる絵本作家の一人です。


 のぶみさん自らが「今期ナンバーワンの自信作!」と話す『おこらせるくん』。ぜひ読んであなたも「気分すっきり」してみてください!