私は家族を焼き殺された――。押切蓮介『ミスミソウ』実写映画化に反響続々

エンタメ

公開日:2017/7/22

 サイコホラー漫画『ミスミソウ』の実写映画化が発表され、「ミスミソウ実写化って正気ですか!?」「映画にしていい作品なのだろうか」「飛び出る内臓とか大丈夫なの…?」と読者から驚きの声が続出している。

 同作は『ハイスコアガール』『でろでろ』などで知られる漫画家・押切蓮介による作品。主人公・野咲春花は転校先の中学校で壮絶ないじめにあっているのだが、いじめは徐々にエスカレートしていき、ついに春花の家に火を放つ。火は春花の両親や妹を飲み込み、家族を奪ったのがいじめっ子たちであると知った春花は己の命を懸けた凄惨な復讐計画を開始する。

 いじめの手口や復讐方法は中学生とは思えないほど残酷に描かれている。しかし「主人公の女の子の憎しみの表情がすごい」「可愛らしい絵と悲惨な展開のギャップが凄まじい」と絵柄やストーリーには絶賛の声が相次ぎ、全3巻のコミックスのほかに加筆修正を施した完全版上下巻も発売された。

advertisement

 映画の監督を務めるのは、「ライチ☆光クラブ」や「パズル」などを手がけてきた内藤瑛亮。中でも「先生を流産させる会」は実際の事件をもとに作られたもので、そのショッキングなタイトルや内容は大きな話題を呼んだ。「ライチの雰囲気めちゃくちゃ好きだった!」「あの監督はいつも限界に挑戦してくれるから期待出来る」「どこまでエグくやってくれるか楽しみ」と、期待の声が多く寄せられている。

 映画の公開は2018年予定。キャストなどの詳細は後日公開となるので、押切と内藤のタッグがどんな映画を生み出すのか期待して待っていよう。