ある“特殊な学園”に転校してきた少女の正体は、国家から送り込まれた「暗殺者」だった…想像をことごとく裏切る、正義と悪の知略サスペンス

アニメ・マンガ

2017/7/29

「人類の敵」と戦う「能力者」を集めた孤島の学校に、ある日転校してきたナナ。

人の心が読める能力に悩んでいた少女は、能力を無効にできる少年によって、ようやく安息を授かったかに見えた……が。

感謝の想いを伝えたはずの相手を、突然崖から突き落とすナナ。

ナナは能力を持たない「無能」の人だった。「能力者」こそ、彼女たち普通の人間にとって最大の脅威なのだ。

かくして「無能」なナナの知謀を尽くした「能力者」抹殺計画が、始まる。

 かつて90年代末から2000年代にかけて、18禁PCゲーム市場が数々の名作を生み出していた時代に『車輪の国、向日葵の少女』という作品がありました。

 衝撃的な冒頭シーンと、作中に仕掛けられた巧妙な伏線と緻密なシナリオ設計で、熱狂的なファンを生み出した作品です。その伝説のシナリオを手掛けたライターこそが、今回紹介する『無能なナナ』の原作者るーすぼーい氏なのです。

 本作は、能力を持たない普通の人間が、知謀の限りを尽くして特殊な能力を持つ人間たちと闘う物語。
 作中では何度も、さまざまな価値観が目まぐるしく切り替わっていきます。

 味方だと思っていた者が敵になり、正義だと信じていたものが悪になる。ジェットコースターのように急変していく物語の展開に、いつしか自分の中で信じていた真実すら揺らいでいきます。

 裏切られ続ける物語にどんな結末が待っているのか。無能なナナの熾烈な闘いに注目です。

(C)Looseboy/IF/SQEX