映画『ベルセルク』監督「完成度高い」

ベルセルク

2012/2/3

 『ベルセルク』(三浦建太郎/白泉社ジェッツC)の物語すべてを映像化するという“ベルセルク・サーガプロジェクト”が始動。その第1弾として2012年2月4日から2013年にかけ『黄金時代篇』三部作が公開! 窪岡俊之監督に、製作にかける熱い思いをうかがった。

 原作の魅力を大切にしつつ、映像ならではの迫力を加えることで、窪岡は、完璧な映画版『ベルセルク』を創り出している。
とくに舞台となる中世世界の構築には力を注いだ。

 「リアルな中世を描いてはじめて、作品の説得力が生まれます。甲冑は実際の物をもとにデザインしていますし、建物や服装なども時代考証しています」 『黄金時代篇』は「鷹の団」の物語。ガッツとグリフィスの強い絆が印象的だ。

「グリフィスは、子供のような無邪気さと天才性が同居した人物。そして大きな目標に向かって生きている。ガッツは、そんな彼の明確なカリスマ性に、強い憧れを抱く。逆にグリフィスは、自分にはない天性のパワーをガッツに感じる。将来ライバルになるかもしれないけど、一緒にいたいと思う。現代的な目で見ると二人の人物像は少し泥臭いかもしれない。でもそこに、新鮮さや普遍性を感じていただけたらいいなと思います」

 最後に三部作の見所は?
「全部が見所!と言える完成度の高い作品です。第一部以降もどんどん見所が増えますので、ぜひお楽しみに!」

(ダ・ヴィンチ2月号 コミックダ・ヴィンチより)