生命保険料は月5000円で十分!? 得する保険の選び方・見直し方

暮らし

公開日:2017/8/29

 30年で1,000万円近く節約できるという、正しい保険の選び方を紹介した『どんな家庭でも 生命保険は月5000円だけ』が2017年9月1日(金)に発売される。

 現在、生命保険に支払われている金額は全世帯平均で月に3.2万円だが、本当は月5000円以内で必要最低限の保障を得られる。それぞれの額を30年間払い続けるとすると、差額は1000万円近く広がってしまうことに。海外と比べても明らかだが、日本人は無駄な保険料を払い過ぎている。そこで同書では、生涯にわたって役に立つ「保険選びの新常識」を一から丁寧に伝えていく。

    img02.jpg

 ゼロ金利の今、貯蓄型の生命保険は買うメリットのない商品になった。そして仕組みのわかりにくい「貯蓄性商品」という選択肢がなくなったことで、今後は選ぶべき生命保険商品が「掛け捨て商品」に絞られることに。後はその中から無駄のないものを上手に選べば、当分生命保険で悩まずに済む。

advertisement
    img03.jpg

 生命保険とは、実は株や投資信託と同じような金融商品。同書ではまず、生命保険の本来のありかたを解説する。そして税金よりも多く払っている社会保険、年金保険といった公的な保険の手厚い保障内容を説明。この保障内容を踏まえた上で、家族にとって不足する分があるなら追加で必要な保障を検討していくという流れを紹介する。

 同書ではお買い得なセット商品「都道府県民共済」や、まさかの時の必要保障額をちょうどカバーする「収入保障保険」、卸値で買える「団体保険」などを詳しく解説。ひと目でわかる比較表も掲載されているので、大手生保の商品や共済の保険料を具体的な数字で比較できるのも嬉しい。

    img04.jpg

 充実の内容をぎゅっと詰め込んだ同書は、まさに生命保険のことがすべて分かるバイブル。もう生命保険に無駄なお金を使いたくないという人は、ぜひ手に取ってみてほしい。

藤井泰輔(ふじい・たいすけ)
株式会社ファイナンシャルアソシエイツ代表取締役。生保協会認定FP、DCプランナー、宅地建物取引士。一橋大学商学部卒業後、三井物産、生命保険会社勤務を経て、2000年に総合保険代理店、株式会社ファイナンシャルアソシエイツを設立。法人、個人ともに、常に買う側の立場に立った保険提案で顧客の信頼を集めている。機会あるごとに保険をテーマとしたセミナーの講師を務め、さらに新聞、雑誌などへの寄稿を通して、正しい保険の活用法を説いている。主な著書に『あなたの「生命保険」払いすぎ!』、『中小企業のための保険加入完全ガイド』、『安心セカンドライフのためのマネー・プラン』がある。

※掲載内容は変更になる場合があります。