「サンジの叫びがつらすぎる…」 アニメ「ONE PIECE」803話、虐げられる幼少期のサンジに視聴者号泣

　2017年8月27日（日）にアニメ「ONE PIECE」第803話が放送されたのだが、サンジが兄弟や父親に虐げられる幼少期のエピソードが描かれ、「ヴィンスモーク家は見てて心が痛すぎる」「サンジの叫びがつらすぎる…」と視聴者の涙を誘っている。

　803話「捨てた過去 ヴィンスモーク・サンジ」では、ヴィンスモーク家で兄弟のイチジ、ニジ、ヨンジ、レイジュと過ごしていた頃のサンジが登場。この兄弟は父であるジャッジが血統因子を操作して生み出した“人間を超える存在”で、子どもたちは様々な試練をこなすことで実力を測られていた。他の兄弟は次々と与えられる試練を楽々とこなしていくが、サンジはどの試練でも結果を残せず兄弟たちから引き離されていく。

　兄弟たちも力の弱いサンジを見下し、殴る蹴るなどの暴力を繰り返す。ジャッジは才能がないなら努力しろとサンジを叱りつけるが、それでも変化のないサンジを見て将来性がないと判断。サンジを死んだことにして、兵士に命じサンジを牢屋に閉じ込めてしまうのだった。鉄仮面を被せられ牢屋で助けを求め続けるサンジには、「死んだことにするとか惨いだろ」「サンジくんの泣き声が切実すぎて無理…」といった声が続出。サンジに対して「生まれなかったことにしたい」とまで考えるジャッジには、多くのサンジファンが怒りと悲しみをあらわにしている。

　イチジ、ニジ、ヨンジはサンジを執拗にいじめていたのだが、レイジュはそれを見て笑っているだけで、時にはけがの手当てをしてくれたりとサンジを気にかけている様子も。レイジュは自分まで弟たちにバカにされないため合わせているだけのようで、これには「レイジュちゃん本当は優しい子なんだな」「いいお姉さんがいて良かったねサンジくん…！」といった声も上がっている。

　次週は、父に見放されたサンジがコックになる夢を抱いてヴィンスモーク家を出るまでのエピソードが描かれる。幼いサンジはどのような成長を遂げ今のサンジとなったのか、放送を楽しみに待っていよう。

■アニメ「ONE PIECE」
放送日：毎週日曜 9：30～
原作：尾田栄一郎
公式サイト：https://one-piece.com/