セカオワ・Saori初の小説『ふたご』に「Saoriの心の中をのぞいているような気分になった」とファン歓喜

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/11

SEKAI NO OWARI(以下、セカオワ)のメンバー・Saoriが「藤崎彩織」の名前で書いた小説『ふたご』が、2017年10月28日(土)に発売される。構想から5年以上もの歳月をかけて作られたという同作には、「音楽やライブ演出だけでなくいろいろな表現が出来るって素敵」「冒頭だけで泣きそうになった。絶対に買います!」と期待の声が上がった。

セカオワは2011年のメジャーデビュー以降、独特な世界観を持つ楽曲を次々と発表し人気を集めてきた。ライブでもファンタジックな衣装や演出で観客を魅了し、富士急ハイランドで6万人規模の野外ワンマンライブを開催したことも。ライブの演出を務めるのはSaoriで、彼女の作るステージは多くのライブファンから絶賛されている。

そんなSaoriが手掛ける同作は、とあるバンドの結成前夜を描いたもの。独りぼっちだった中学生・夏子は高校生の月島とバンドを組み、彼や彼の仲間たちと共同生活を送ることになる。『ふたご』というタイトル通り、月島は夏子と自分のことを“ふたご”のようだと思っていて、夏子は滅茶苦茶な行動を繰り返す月島に振り回されながらも自分の居場所を見つけていく。

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Saoriは小説家デビューにあたって「苦節五年、ようやく出来ました… 是非読んでみて欲しいです」とツイート。ファンからは「Saori先生の魂込めた本を手に取るのが楽しみ」「いつも行く本屋さんにSaoriちゃんの小説があると思うとほんと嬉しい」「来年はSaoriさんの小説で読書感想文書きます!」と喜びのコメントが続々と寄せられた。

セカオワは現在、文春文庫とコラボした「SEKAI NO OWARI×文春文庫 秋100ベストセレクション」フェアを展開中。特設サイトでは『ふたご』序章の手書き原稿も公開されており、読んだ人からは「冒頭だけでもう泣きそう」「Saoriの心の中をのぞいているような気分になった」といった感想が。ピアノから原稿用紙に表現の場を移したSaoriからどんな物語が生まれたのか、手にとって確かめてみよう。