染谷俊之、中国版写真集発売に向け初の上海ファンミで意気込み

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更新日:2017/9/22

 9月3日、中国はバンダイナムコ上海文化センター夢想劇場で、『染谷俊之写真集9/0』の中国版発売決定を記念して「染谷俊之2017ファンミーティング in Shanghai」が開催された。前日から上海入りした染谷は、現地で日本の舞台に注目するサイト「舞台職人」やアニメ情報を発信する「aniNews」など、地元メディアの各社の取材を受け、写真集のタイトルに秘められたふたつの意味やお気に入りのショットを紹介した。

 質疑応答では好きな中華料理を聞かれ「小籠包です……でも、猫舌なので熱いかな(笑)」と笑いを誘い、今年から始めた自身のオフィシャル中国版ツイッター「weibo(微博)」での印象深い投稿を聞かれ「中国語で挨拶した動画の投稿がうまくできなくて、6回も同じ動画を投稿してしまいました。ごめんなさい!」と失敗談を明かす微笑ましい一幕も。通訳を交えながらも、時折、今日のために覚えてきたという中国語も盛り込み、無事取材は終了した。

 翌日は朝から会場入りしてのリハーサル。会場には、上海のファンからこれまでに演じた役のイラストや風船が飾られた花が贈られ、実に華やか。MCの紹介により、ステージへと現れた姿に客席からは大きな歓声と拍手が起こり、ファンもいかにこの日を待ちわびていたかが伺え、幸せな空間が広がった。

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 染谷は自身の名前とともに中国語で挨拶し、観客は大感激。写真集について語り、上海の印象とともに事前にネットでファンから募集したという質問コーナーへ。中国の印象を聞かれ「昨夜、夜景を観ましたが、日本とはまたちがってほんとうにきれいでした」と感想を伝え、上海以外に行きたい都市を聞かれ「アクション映画が好きで、ジャッキー・チェンの作品をたくさん観ているので香港に行ってみたいです。いつか、香港でもファン・ミーティングができたらいいなと思います」と抱負を語った。

 質問コーナーの次は3つの異なる彼氏を演じる「シチュエーションプレイコーナー」や中国ならではのピンポン玉とラケットを使った「ピンポン玉リフティング」といったゲームがファンとともに繰り広げられ、大盛り上がり。観客が先生となり染谷が教わる、海外ゲスト恒例の「中国語のコーナー」では10個の単語を発音。ほとんどの単語をクリアし、あまりにきれいな発音にMCから「もう、染谷さんは次から通訳は必要ありません!」とお墨付きも飛び出す事態に。ちなみに「関西弁とか方言の台詞があるときに、音の上げ下げで記憶するので、それが役立ったんだと思います」とは終演後の本人談。

 最後に感想を求められ「今日は本当にありがとうございました。いい思い出になりました。また、来たいと思います」と中国で再会を誓い、大きな拍手のうちに幕を閉じた。その後、開催された握手会ではなんと男性ファンの姿も。周りからはなぜか歓声と拍手が巻き起こり、全員に見守られながら、染谷と固い握手を交わす一幕も。なお、『染谷俊之写真集9/0』中国版はこれまでに演じてきた役衣裳のグラビア16Pを加えて、11月発売予定。

【取材・文/おーちようこ】