「食事×学習指導」で頭がいい子になる三島塾のすごい子育て――心も体も強くなり、成績もぐんぐん伸びる!?

出産・子育て

公開日:2017/11/9

 食事と学習指導を絡めた子育て方法を紹介する、『糖質制限で頭がいい子になる三島塾のすごい子育て』が2017年10月19日(木)に発売された。

 炭水化物などに含まれる糖質の摂取量を減らす「糖質制限」は、ダイエットだけでなく体を丈夫にして、脳を活性化させる人間本来の健康的な食事法として注目を集めている。この「糖質制限の食事」と「アドラー心理学」に基づいた学習指導を、セットで子どもたちに提供して評判を呼んでいるのが「三島塾」だ。

 三島塾が糖質制限を取り入れたのは、同塾の塾長・三島学が糖尿病を治すために糖質制限食を取り入れたことがきっかけ。糖質制限を始めた結果、何十年も悪かった肝機能がたったの1カ月で改善されたという。さらに、ほぼ年中無休の多忙な日々でも疲れ知らずの塾長を見た塾生たちから「僕も同じものを食べたい」と懇願され、同じ糖質制限の食事を提供するようになったのが始まり。

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 すると、子どもたちの集中力が驚くほど高まって長時間の勉強も苦ではなくなり、成績がぐんぐんアップ。さらに、イライラがなくなり性格が穏やかになるなど、子どもたちの心と体に大きな効果も見られた。ほかにも、不登校だった子どもが学校に行けるようになったり、問題行動を起こしていた子どもが落ち着いたりするケースが増えていったという。

 同書は、三島塾の塾長と糖質制限食のトップランナーである高尾病院理事長・江部康二の監修のもと作られた1冊。海外からも注目を集める日本で唯一の「子育て研究所」のすべてが詰まっている。

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「コンビニでもできる糖質制限」や、テスト前にオススメのメニューも掲載。

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偏差値54から夏休みには60を超え、冬休みには65もコンスタントに取れるようになったケースを紹介。

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巻末付録は簡単に作れて、お腹も満足できる三島塾の1週間レシピ。

 糖質制限を育ちざかりの子どもが実践することに不安を覚える親御さんもいるだろう。しかし、人類700万年の歴史のうち、穀物栽培の時代はわずか5000年。脳は「ケトン体」という物質も栄養源にできるため、多くのブドウ糖を必要としていないそうだ。また、糖質はエネルギーにはなるが、体づくりには無関係。実際、糖質制限をしたうえで脳に十分な栄養を与える食事をしている三島塾生たちは、成績と同様に身長もぐんぐん伸びているという。

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 心も体も強くなって、成績もグングン伸びる三島塾式の子育て方法は、子どもに対する全ての悩みを解決できるかもしれない。

三島学(みしま・まなぶ)
三島塾塾長。1950年、宮城県生まれ。大東文化大学大学院中国学博士課程修了。高校教員、代々木ゼミナール予備校講師を経て、2008年、三島塾を立ち上げる。一貫して教育に携わり、40年を越える経験を活かした教育指導には定評がある。自らの糖尿病治療のため「江部式・糖質制限」に出合い、実践したところ劇的な改善をみる。その効果を塾においても活用した結果、「糖質制限と学習指導」のセットで大きな成果を挙げ、全国のみならず海外からも塾生が集まる人気塾になる。東京、群馬、大阪、京都、福岡、大分、宮崎など全国で「糖質制限と子育て」をテーマに講演活動もしているほか、月例会「糖質セイゲニストin北九州」を主催。フェイスブック「子供の糖質制限」は、会員数3,500人を超える。著書に『「糖質制限」が子どもを救う』、『糖質制限で子どもが変わる! 三島塾レシピ』がある。

江部康二(えべ・こうじ)
高雄病院理事長。日本糖質制限医療推進協会代表理事。医師。1950年、京都府生まれ。2001年から糖尿病治療の研究に本格的に取り組み、肥満・メタボリック症候群・糖尿病克服などに画期的な効果のある「糖質制限食」の体系を確立。多くの症例を通じて、生活習慣病、アレルギー、精神疾患などについても、糖質制限食に高い予防・改善効果があることを証明。2016年には、日本で初めての「子どもの糖質制限」の本を書くように、三島学に執筆を依頼し、大反響を巻き起こす。

※掲載内容は変更になる場合があります。