「久々にすごい豹変見た」アニメ「名探偵コナン」875話、犯人の狂気の叫びに恐怖の声

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公開日:2017/10/5

 アニメ「名探偵コナン」第875話「不思議な予知仏像」が2017年9月30日(土)に放送された。この回での犯人の行動に「狂気じみてる」「怖すぎる」「今回ヤバいな」と恐怖の声があがっている。

 誰も触っていないのに勝手に横や後ろを向く不思議な仏像の謎を解くため、小五郎はコナンと蘭を連れて山梨の山里にある方斗寺にやってきた。依頼したのは住職の栄鏡の妻・昌子と娘・由佳で、丁重に小五郎をもてなす。

 一方、頑固者の栄鏡は謎解きに乗り気ではなく、「探偵などが手を出すようなことではない。とっとと帰ることだ」と冷たい態度。栄鏡は由佳と弟子の順光の結婚式の日取りを告げると、夜のお務めのために本堂に向かって行った。

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 するとこの日の夜に事件が発生。由佳の悲鳴を聞いてコナンたちが本堂に駆けつけると、栄鏡は首筋にナイフが突き刺さった状態で絶命していた。コナンは現場に残された痕跡からすぐにナイフのトリックに辿り着く。

 実は自動鐘つき機と連動して、天井に仕掛けられたナイフが栄鏡目がけて落ちてくる仕組みになっていたのだ。しかしコナンは天井からナイフが落ちるだけでは少し怪我をする程度だと推理。そして、今回のトリックをあらかじめ知っていた昌子が、順光に罪を着せつつ栄鏡をナイフで刺し殺したと解明した。

 大人しかった昌子だが、推理を突き付けられると態度が一変し、「そうよ、もううんざりだったのよ。あんな男顔も見たくなかった。だからやったのよ!」と犯行を自供。さらに「なんでもかんでも自分の思い通りでないと怒鳴りつけ、小さなことにもいちいち口を出して偉そうに文句を言う。子どもや私を自分の奴隷だと思って支配する! ハッハハハハハ! あんなやつ居なくなってせいせいしたわ! アッハハハハハ、アーッハハハハ!」と狂気の笑いを発するのだった。

 これに昌子の子どもたちは泣きながら絶句し、視聴者からは「久々にすごい豹変見た気がする」「トリックもクソもないただの狂った殺人鬼だった」「犯人サイコパスすぎ」「今回の犯人過去最高に怖かった説」との声が。

 犯行自供時に泣き崩れる犯人が多い中で、今回の犯人は良いアクセントとなっていたようだ。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/