『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』連続講義に「説経節」の伊藤比呂美が登場!

文芸・カルチャー

2017/11/5

 河出書房新社130周年記念企画『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』連続講義の第18回が、2017年11月10日(金)に開催される。今回の講義では、伊藤比呂美が「説経節」の魅力を語りつくす。

 「説経節」とは、神仏の由来や縁起を説く語り物の民衆芸能のこと。江戸期には路上で興行されてきた歴史がある。その代表的演目の一つ「かるかや」は、父と子の切ない悲語の名作として様々な形で作品化されてきた。伊藤は、2014年11月に刊行が開始された『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』(全30巻)で、新訳(第10巻収録)に挑戦している。

 伊藤は「『かるかや』は男中心の話で、女たちは影が薄い。ところがそれで終わらないのが説経節。友情出演的な空海の母親が、女たちに仇を取るように、強く生々しく大活躍して、男の情けなさを吹き飛ばす」と語る。どのように新訳に取り組んだのか、イベントでたっぷりと語られる予定だ。

■「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義 第18回「説経節」
日時:2017年11月10日(金)18:30開場 19:00開演
会場:「MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店」7階喫茶コーナー
入場料:1,000円(ワンドリンク含)
定員:40名
受付:予約が必要。7Fカウンター、もしくは電話にて
電話:03-5456-2111
「MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店」特設ページ

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伊藤比呂美(いとう・ひろみ)
1955年東京生まれ。詩人・作家。1999年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2007年『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞・紫式部文学賞受賞。他に『良いおっぱい悪いおっぱい』『閉経記』など。

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