独学こそ最強のスキルである! 知識を“本当に使える武器”へ変える超実践的な手法

暮らし

公開日:2018/1/2

 アインシュタイン、ダーウィン、ヴィトゲンシュタイン、エジソン、ライト兄弟、スティーブ・ジョブズといった多くのイノベーターたちはみな共通して独学者だった…。
 様々な社会基盤や産業モデルなどの「前提システム」が壊れ始めている現代において、学校で教わる知識だけではこの先、戦っていくことは不可能。MBAを取らずに独学で外資系コンサルタントになった著者が、独学スキルを伝授する『知的戦闘力を高める 独学の技法』は、「この先必要なのは、現行のシステムを批判的に考えられる力であり、それを自力で学び取る独学のスキルである」と断言している。

 情報の価値が安くなった今、もはや「知識」だけでは武器になりえない。単なる物知りでは生き残れない時代には、戦える武器を効果的に手に入れ、それらを駆使して自分なりの視点や洞察を生み出す知的生産術=独学術が必要になってくる。

 同書は、限られた時間の中でいかに費用対効果の高い「戦う武器」を手に入れ、実戦で使いこなすかを、「戦略」「インプット」「抽象化・構造化」「ストック」の4つのステップから体系化した1冊。お飾りの知的武装ではなく、知識を本当に使える武器へと変える超実践的な手法を紹介していく。

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 この世をしたたかに生き抜くための“最強の知的生産術”で知識を使いこなして、イノベーターと肩を並べてみてはいかが?

山口周(やまぐち・しゅう)
1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画。現在、同社のシニア・クライアント・パートナー。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。著書に『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?―経営における「アート」と「サイエンス」』『外資系コンサルの知的生産術―プロだけが知る「99の心得」』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『天職は寝て待て―新しい転職・就活・キャリア論』『グーグルに勝つ広告モデル―マスメディアは必要か』(岡本一郎名義)『外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック』『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』など。神奈川県葉山町に在住。

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