「ほぼ中学生男子の会話なのがめっちゃ面白い」『ジャンプ』52号の特別読み切り『機甲少年イージス』に反響続出

マンガ

公開日:2017/12/1

img01
『週刊少年ジャンプ』52号(集英社)

 2017年11月27日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』52号に、宮島京平の特別読み切り『機甲少年イージス』が掲載された。ロボットものとラブコメを組み合わせた同作には「予想外に面白すぎたwww」と絶賛の声が上がっている。

 “ジャンプの最終兵器”として登場した宮島は、2011年に「JUMPトレジャー新人漫画賞」佳作を受賞。その後『ジャンプNEXT!』やWEBコミックサイト「少年ジャンプ+」で作品を発表し、『ジャンプ』本誌でも『恋愛銀河区石川荘』や『天使にエールを』などの読み切りで登場してきた。

 今回の作品はエネルギー資源“ゼウスの炎”を持つ小国ジャポネを舞台に、AIを搭載した機甲兵器イージスとイージスを操る14歳の少年・津幡が繰り広げる物語。“ゼウスの炎”は大国メリカから狙われるほどの貴重な資源で、ジャポネはメリカから資源を守るためにイージスのような兵器を開発した。

advertisement

 イージスは人の心を宿すロボットなのだが、性格は一言でいうなら「男子中学生」。下ネタに大爆笑し命令は素直に聞かず、ハッキングで手に入れたという敵国戦闘機のデータをまるでエロ画像のように興奮しながら津幡に見せつけてくる。本来思春期であるはずの津幡すら手を焼くイージスは、ある日敵国から来襲した戦闘機にあろうことか一目ぼれしてしまうのだった。

 読者からは「ほぼ中学生男子の会話なのがめっちゃ面白い」「機械視点だと設計図がエロ画像になるの爆笑した」「ロボと思春期と恋愛ってのが少年漫画っぽくていい!」と大好評。なかには「読み切りって文字に絶望した。連載して欲しい!」「この人の漫画もっと読みたくなってきた」と、読み切り作品であることを惜しむ声も相次いでいるようだ。

 宮島はツイッターで、「今回の読み切りは一番反応が気になるタイプの作風だったのでどうなるか楽しみ」とコメント。続編や次回作が読みたいと思ったら、アンケートで感想を直接届けてみては?