「相手のことを気にして自分を出せない」「他人の感情や気分に左右されやすい」… 敏感すぎる心との上手な向き合い方

ライフスタイル

2018/1/9

「相手のことを気にして自分を出せない」「集団の中にいるととても疲れる」「神経が高ぶって眠れないことがある」「自分に課したルールや思い込みに縛られやすい」…。もしもこれらの項目に心当たりがあるのなら、「HSP」という気質を持っている可能性が高い。

img02

「HSP」(Highly Sensitive Person)とは、あらゆることに過敏に反応してしまう生まれ持った気質のこと。HSPは病気でも障がいでもなく、5人に1人が該当するといわれている。『敏感すぎる心がスーッとラクになる本』(長沼睦雄/扶桑社)は、HSPの人の心がスーッとラクになる具体的な方法をHSPの数少ない臨床医である著者がわかりやすく紹介していく。

img03

私は、2000年頃からアーロン博士の提唱したHSPという概念に学び、HSPの方々から教えられながら、その生きづらさと、その背後にある芸術性や創造力を実感してきました。あなたが持つ豊かな想像力やインスピレーション、ひらめき、そして、人の気持ちを察して優しく対応したり、丁寧に仕事をする細やかさなどを、これからの社会は必要としています。こうしたあなたの本質や使命をあなた自身が認めて肯定することで、生きづらさから解放されるはずです。どうか他に比べようのないかけがえのない自分であることに気づいて、“自分で決めて自分で生きる”人生を送ってほしいと願います。十勝むつみのクリニック院長・精神科医 長沼睦雄(序文より抜粋)

 自分自身、もしくは身近な人の中にHSPという性質が潜んでいてもおかしくない。敏感な心を無神経に傷つけてしまうことがないように、正しい理解を進めていこう。

長沼睦雄(ながぬま・むつお)
十勝むつみのクリニック院長・精神科医昭和31年山梨県生まれ。北海道大学医学部卒業、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、日本神経学会認定医の資格を取得。北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向する。道立札幌療育センターにて小児精神科医として14年間勤務。平成12年よりHSPに注目し、研究を始める。平成20年より道立緑ヶ丘病院精神科に勤務し、診療を行う。平成28年十勝むつみのクリニックを帯広市に開業。日本では数少ないHSPの臨床医として、発達障害、発達性トラウマ、解離性障害などの診断治療に専念し、脳と心と体と魂と食の統合医療を目指している。著書多数。

※掲載内容は変更になる場合があります。