「マツコの知らない世界」“女子マンガ”特集に大反響!「気になる本が一気に増えた!」

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公開日:2017/12/17

 2017年12月12日(火)放送の「マツコの知らない世界」に、女子マンガ研究家の小田真琴が出演。“女子マンガ”というジャンルの紹介に「気になる本が一気に増えた!」「もっといろいろな女子マンガを知りたい」と関心を寄せる人が相次いでいる。

 自宅に5000冊以上のマンガがあるという小田は、マツコ・デラックスに「少女マンガ」と「女子マンガ」の違いを説明。少女マンガは現実ではありえないような設定やシチュエーションで読者に夢を与えるのに対して、女子マンガはより大人向けの内容で、「現実以上に絶望を教えてくれる」「絶望を知った上で希望を見出す」マンガだと語っている。

 女子マンガの楽しみ方を熱弁したのちに、「絶対に読むべき女子マンガ」として3つの作品を紹介。まずは、26歳独り身の女子がマンション購入のために奮闘する池辺葵の『プリンセスメゾン』を取り上げた。小田が同作の胸キュンポイントとして挙げたのは、不動産会社に勤めるクールな青年・伊達政一。普段の伊達はメガネで表情が分からないように描かれているのだが、あるシーンでメガネの奥の感情があらわになるひとコマがたまらないと語った。

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 三浦しをんの小説を雲田はるこが漫画化した『舟を編む』からは、主人公の馬締光也をピックアップ。自分が思っても見なかった辞書編集という道を見出した光也が、思わずニヤッと笑みをこぼす表情が可愛いとおススメしている。最後に登場した勝田文の『マリーマリーマリー』は、里多と森田の夫婦生活を通して結婚のすばらしさや楽しさを描いたラブコメディ。小田は同作を、結婚に対してネガティブな情報が多い今の世の中に必要な作品だと大絶賛した。

 番組を見た視聴者からは、「私の好きなジャンルが女子マンガって呼ぶことを初めて知った」「少女マンガじゃないの? て思ってたけどすごく納得いく分類だった」「全然知らなかったジャンルだからこれから開拓していきたい!」といった声が続出。女子マンガが気になる人は、まずおススメ作品からチェックしてみては?