「本家と同じ誌面に登場するとは」コナンスピンオフ『犯人の犯沢さん』がまさかの本誌出張掲載!

マンガ

公開日:2017/12/18

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『週刊少年サンデー』3・4合併号(小学館)

 2017年12月13日(水)に発売された『週刊少年サンデー』3・4合併号に、かんばまゆこの『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』が出張掲載。ファンから「まさかの本誌掲載www」「犯沢さんが本家と同じ誌面に登場するとは」と大反響が巻き起こっている。

 現在『少年サンデーS(スーパー)』に連載中の同作は、「見た目はタイツ、頭脳はピュア」の犯沢さん(仮名)が主人公。今回はコミックス1巻の発売を記念しての本誌出張で、『名探偵コナン』の舞台としてお馴染みの米花町に降り立つ犯沢さんを描いた第1話が掲載された。

 ちなみに同作の世界観では米花町は“世界トップの犯罪都市”だそうで、犯沢さんが電車を降りた際も、「死にたいのか!?」「早く戻るんだ!!」と止められるほど。“殺す側ですから!”と余裕の表情を見せた犯沢さんだったが、切符しか知らずIC改札で苦戦する姿がコミカルに描かれている。

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 都会の荒波に揉まれて「帰りたい…」と弱音を吐いたり、IC改札を爆破するさまを想像して満足するなど、“犯人”ながら犯沢さんはどこかコミカル。煽りの文言にも「日常クリミナル・ギャグ」と銘打たれており、原案として名前を連ねている青山剛昌の反応が気になるところ。今回は本編後に青山の直筆コメントも掲載されており、「最初見た時おま… フッザ!! と思ったけど、オモロイね~♪ ってハードル上げとこ(笑)」と寛容に受け止めているようだ。

 同作の出張掲載を読者も楽しんだようすで、「初めて読んだけど犯沢さんめっちゃ好きだわ」「犯沢さん可愛すぎるんですけど」「今回のサンデーで一番笑った」といった声が続出。折しも同号では黒の組織の“黒幕”が明らかになったが、「本家読んだあとだと落差が激しすぎるwww」「黒幕の正体より犯沢さんが本誌掲載されたことの方がインパクト強い」などの反応も見られた。

 次号も第2話が出張掲載されるとのことなので、楽しみにしていよう。