アニメ「名探偵コナン」886話、刺された被害者が「痛えじゃねえか」で済ませる、優しすぎる行動が話題

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公開日:2017/12/30

 2017年12月23日(土)に放送されたアニメ『名探偵コナン』の第886話「謎解きは喫茶ポアロで(後編)」で、大怪我を負わされた被害者の対応が「寛容すぎる(笑)」と話題になっている。

 東京にイルミネーションを見ようとやってきた平次と和葉は、毛利探偵事務所を訪れて蘭とコナンに一緒に見に行こうと誘う。だが、小五郎の夕飯の準備をしなければいけなかった蘭は、和葉とともにまずは夕飯を作ることに。そしてその間、コナンと平次は毛利探偵事務所の1階にある喫茶ポアロで時間を潰すことにした。

 喫茶ポアロでは、米花大学の大積、安斉、永塚がサークル仲間の唯の誕生会を行おうとしていたのだが、ここで事件が発生。店が停電中に、安斉が刺身包丁で背中を刺されてしまった。幸い安斉は命を落としておらず、すぐに病院に運ばれ、事件はコナン、平次、喫茶ポアロの店員として現場にいた安室透らが推理をすることに。

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 すると唯の恋人である大積が犯人だと発覚。大積が安斉を刺した理由は、唯と安斉がとても仲が良いから。なんでも唯は彼氏の大積を「苗字+くん」で呼ぶのに、安斉を下の名前で呼び捨てにしてるのだという。唯は安斉とは幼馴染だからと弁解するが、大積は「ただの幼馴染じゃねえだろ!? 何かワケがあんだろうがよ!」「どうせ元カレなんだろうけど、コソコソ秘密にしてっから、痛い目に遭わせてやりたかったんだよ!」と、嫉妬から安斉を刺したと自白した。

 しかし、唯と安斉は大積が嫉妬するような関係ではなく、腹違いの兄妹だったと発覚。真相を知った大積が動揺していると、安斉が病院から電話をかけてきて「痛えじゃねえかてめえ!」「まあ俺の普段の行いが褒められたもんじゃなかったから勘違いするのはわかるけどよ」と大積に語りかけたのだった。

 これに対しネット上では「被害者が優しすぎて笑った」「包丁で刺されたのを『痛えじゃねえか』で済ませちゃう被害者www」「被害者の懐大きすぎない?」「被害者の心広すぎでしょ。アンタ殺されかけてるんだぞ」と驚きの声が続出。

 今回の事件に対しては平次も「刺す前にちゃんと話しおうとけっちゅうねん」と呆れ顔。なにはともあれ、死人がでなかったのはなによりだ。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/