運命の人は妹でした…人気シリーズ第2弾『出会い系サイトで妹と出会う話』に「控えめに言って最高」の声!

マンガ・アニメ

2017/12/31

 アスキー・メディアワークスの電撃コミックスNEXTから、2017年12月16日(土)にコミックス『出会い系サイトで妹と出会う話-333日目-』(もちオーレ/KADOKAWA)が発売され、ファンから「結末が気になってしょうがない!」「ようやく買えた! たまらん!!」との声が上がっている。

 今作は同年の7月の発売された『出会い系サイトで妹と出会う話』の続編。前作で血の繋がりを超え、恋人となった姉妹の甘い同棲生活や、初めて迎える別れの危機が描かれている。

 ネット上でも大きな話題を呼んだシリーズ第1弾では、ひとり暮らしをしていた主人公が出会い系サイトに登録し、長年音信不通だった実の妹との再会を果たした。奇跡の出会いから始まった不器用なふたりの恋が、作者のもちオーレ氏によって温かみ溢れるタッチで描かれていた。

 そして今作は、幸せな同棲生活を送っていた姉妹の前にある人物が現れたことで、初めて別れの危機が訪れる。さらに「姉妹で結婚式を挙げる」こともテーマに。近年は日本でも同性婚やジェンダーフリーに目が向けられる機会も増えてきた。姉妹が様々な制約や障害を乗り越えていく姿は多くの人に勇気を与えられるはずだ。作品内では姉妹の心情がこまかく表現されているため、感情移入しながら、百合の世界をスムーズに楽しめる。

 また、今作も前作同様、Webで好評を博した短編を収録。「出会い系サイトで上司と出会う話」や「コミュ障が一度も話した事がないバイトの後輩からキスされる話」などといった物語も楽しめる。

 女性同士の恋愛が描かれた百合展開の物語は、独特のシリアス感にハラハラさせられてしまうことも多いもの。しかし、もちオーレ氏が描く百合の世界はテンポがよく、独創的な色気も感じられる。エロに走りすぎていないため、百合漫画に触れたことがない人でも興味深く読むことができるのだ。

 血縁関係がある同性愛は、果たしてどんな結末を迎えたのか、ぜひともチェックしてみよう。

文=古川 諭香