「ピラミッドダービー」で一流料理人とガチ対戦! 人気料理ブロガー“ゆーママ”の節約&お手軽レシピ本5選

食・料理

公開日:2018/1/14

 さまざまなジャンルの一流プロたちが集結し、一風変わったルールの種目で対決をするTBSの人気番組「ピラミッドダービー」。持ち前の能力を最大限に活かし、種目の頂点を目指すプロの姿は、視聴者に感動と興奮を与える。中でも好評なのが、料理自慢のプロたちが腕を競い合う「料理王」。2017年1月14日の放送ではタニタ食堂の栄養士やミシュランレストランオーナー、京都全日空ホテル元料理長などとともに、人気料理ブロガーのゆーママが参戦する。主婦から熱い支持を受ける、ゆーママとは、一体どんな魅力を持った人物なのだろうか。

■ゆーママのアイデアが詰まった驚きのレシピ集5選

・400円台でお肉おかずができる作りおきレシピ集

 ゆーママが高い人気を得ている理由はまず、主婦目線に立ったレシピを提案しているからだ。

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 例えば『ゆーママの簡単! 節約作りおき』(扶桑社)で紹介されているメインの肉おかずは、4人分で400円台。卵や豆腐のおかずは200円台で、野菜のおかずは100円台で完成させられる。7人家族を支えるゆーママはコスパだけでなく、ボリューム感のある節約レシピを教えてくれる。時間も光熱費も節約できる作りおきおかずは、お弁当にも重宝しそうだ。

・主婦見習いが主婦になれるレシピ本

 主婦になるには家事の基本を覚えることも大切だ。そんな台所しごとを分かりやすく教えてくれるのが、『2時間で3日分の献立づくり 7人家族、ゆーママの台所しごと 下ごしらえ、作りおき、使いきり』(KADOKAWA)

 本書では食材を使い切るための下ごしらえ法や同時進行できる作りおきおかずがまとめられている。時短テクは新米主婦だけでなく、ベテラン主婦にとっても目から鱗。憂鬱な料理時間を、楽しくできる本書は家事の教科書となるだろう。

・「ラク」「短時間」「おいしい」の3拍子は時短レシピで実感!

「ラク」「短時間」「おいしい」の3拍子をテーマにした、『「ほったらかし調理」と「時短調理」でゆーママのラクうま!スピードおかず』(扶桑社)は、一風変わったアイディアのレシピが盛りだくさん。

 調味料の代わりにコーンスープの素を活かしたり、からあげにはワンタンの皮を使用したりする斬新な時短法や冷凍保存テクが収録されている。楽ちんなのに、手抜きに見えないレシピ集は共働きの主婦の強い味方になってくれるだろう。

・ベテラン主婦にもおすすめなカフェレシピ本

 特別な日には、『ゆーママのおうちカフェレシピ』(扶桑社)がおすすめ。節約法やかさ増しテクニックも掲載されている。工程写真があるため初心者でも分かりやすく、普段から家にある材料や調味料で作ることができるのも、うれしいポイントだ。

 おしゃれなカフェレシピは若い方向けだと思われることも多い。しかし、いつもとは違った味付けの料理が作れるので、酸いも甘いも知り尽くしたベテラン主婦も必見な1冊となっている。

・発酵時間10分でこねずに作れる魔法のパン

 月間200万アクセスを誇るゆーママは、ベーカリーショップの店長経験をもとにし、手軽さとおいしさを追求した魔法のパンの作り方を『「電子レンジ」でスピード発酵 ゆーママの30分でこねずにできる魔法のパン』(扶桑社)で伝授。こねずに作れる魔法のパンは、ボウルの中で生地を押し混ぜ、わずか10分の発酵時間で完成させられるのだ。本書ではテーブルパンだけでなく、ドーナッツやカフェオレパンといったおやつパンや、コロッケやグラタンを合わせた惣菜パンのレシピも記されている。

 枠にとらわれないレシピを提案してくれるゆーママは、主婦の憧れであり、救世主のような存在だともいえるだろう。主婦から熱い支持を得ているゆーママが番組内でどんな活躍や技を披露してくれるのか、思わず期待が高まってしまう。

松本有美(まつもと・ゆうみ)
1978年、兵庫県生まれ、在住。夫、長男(15歳)、二男(10歳)、三男(5歳)と両親の7人暮らし。2016年レシピブログアワード「ママの料理部門」グランプリ受賞。テレビや雑誌で活躍するほか、企業のレシピ開発など活動は多岐に渡る。

文=古川諭香