「くらべない」「欠点を隠さない」「持ちすぎない」…82歳にして現役の美容研究家が語る、これからの人生を生きるヒント

暮らし

2018/1/19

 シニア起業で第2・第3の人生に挑戦する生き方を紹介した『これはしない、あれはする』が、2017年12月27日(水)に発売された。

 平均寿命が延び、人生100年時代と呼ばれる時代になった昨今。定年といわれる60代はまだ元気で、そこから先の人生を“老後”として生活するにはあまりに長すぎる。増税や「高齢者雇用安定法」の改正が進む現在、“シニア起業”で人生を豊かに過ごす人が増加しているという。シニア起業で一生楽しく働く生き方は、これからの時代の先駆けであり、働く女性たちのキャリアの手本にもなると言える。

 著者の小林照子は、シニア起業を成功させた82歳の現役美容研究家。同書のメッセージである「人はいくつになっても、新しい人生をはじめられる」を自ら体現している人物だ。同書では、前半に「くらべない」「欠点を隠さない」「持ちすぎない」など“しないほうがいいこと”、後半に25個の「新しいものを取り入れる」「若い人に学ぶ」「天命を知る」など“したほうがいいこと”を紹介していく。

<シニア起業の魅力>
1.時間の自由がある
それまでの雇われていた働き方とは違い、自分の好きな時間に働ける。

2.経験、スキル、人脈
長い会社員時代の経験、スキル、人脈を活かしてスタートできるので、若年層起業に比べて成功率が高い。

3.好きなこと、社会貢献
年金、退職金などを得てスタートできるので、売上を優先せずに自分のやりたいこと、社会貢献性を優先した事業が行える。

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 65歳以上の働く男女2000人を対象に行われたアンケート結果では、好きなことを仕事にすることで“やりがい”や“生きがい”を感じながら毎日を豊かに過ごせると判明している。好きなことを仕事にできるシニア起業は、シニアの理想の働き方が実現可能。現役で働くシニアが増えるため若年層に影響を与え、社会の活性化につながっていくだろう。

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小林照子(こばやし・てるこ)
1935年生まれ。美容研究家・メイクアップアーティスト。戦中から戦後にかけ、生みの親、育ての親、義理の親ら5人の親に育てられるという少女時代を経て上京。保険外交員の仕事をしながら、美容学校に通う日々を送る。その後、化粧品会社コーセーにおいて35年以上にわたり美容について研究し、その人らしさを活かしたナチュラルメイクを創出。1991年、コーセー取締役・総合美容研究所所長を退任後、56歳で「美・ファイン研究所」を創業・設立。75歳の時に、高校卒業資格とビューティの専門技術・知識の両方を取得できる新しい形の教育機関、青山ビューティ学院高等部を本格スタート。82歳を迎えた今なお、スケジュール帳には余白がないほど予定を詰め込み、あらゆるビューティビジネスに向けてのプランニング、コンサルティング、社員研修に携わる他、ボランティア活動も積極的に行っている。著書多数。

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