「ラクして速い」を叶える! ズバ抜けて優秀な人がやっている仕事のコツ

ビジネス

公開日:2018/2/2

 ズバ抜けて優秀な人がやっている仕事のコツ56を紹介する『「ラクして速い」が一番すごい』が、2018年1月18日(木)に発売された。

 著者は24年間で5万人以上のクビ切りを手伝い、その一方で6000人を超えるリーダー・幹部社員を選抜してきた松本利明。PwC、マーサー、アクセンチュアといった世界的な外資系コンサルティング会社で一貫して「人の目利き」を行ってきたという。

 同書は、「真面目に、我慢して、一生懸命」ではなく、ごく一部の優秀なエリートしか知らない「ラクして速く」をモットーにした、効率よく結果を出し続ける方法を紹介。

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“ラクをする”とは「手抜きをする」「適当にする」ということではない。力の「入れ所」と「抜き所」を押さえムダな仕事を減らすこと。この心がまえを持ち、日々の仕事にとり組めているかどうかが、リストラされた5万人と選抜された6000人の「差」だという。両者の対比から浮かび上がる「仕事に効く具体的なテクニック」を伝授していく。

 1秒でも早く終わらせる仕事術を駆使して、ズバ抜けて優秀な人を目指そう。

第1章:一発で決める
・「長い1回」ではなく、「短い10回」をスピーディに
・100点を目指すより、「60点の出来」で突っ込ませる
・パワポは本文ではなく、「パンチラ」から着手する など

第2章:スパッと割り切る
・「やりたい仕事」は捨て、「勝てる仕事」に注力する
・60分を超える会議には参加せず、重要アポを入れて堂々と出ていく
・スマホは「フリック入力」より、音声入力の「Siri」を使う など

第3章:抱え込まない
・苦手な仕事より、得意な仕事を人に振る
・整理整頓の前に、9割捨てる
・“水戸黄門作戦”で上司の横やりに対処する など

第4章:組織の「壁」を利用する
・そのまま伝えるより、「欲」に訴えかけて動かす
・仕事は「巻き込み」より、「共通の敵探し」でうまくいく
・「自分がやった」とは言わず、“ダチョウ倶楽部”の法則でアピールする など

第5章:自分で「できる」ようになる
・やさしい人ではなく、気難しい人をメンターにする
・同業ではなく、異業種の成功法則をパクる
・月曜ではなく、水曜の昼にスケジュールを練る など

松本利明(まつもと・としあき)
人事・戦略コンサルタント。HRストラテジー代表。日本人材マネジメント協会執行役員。外資系大手コンサルティング会社であるPwC、マーサー ジャパン、アクセンチュアなどを経て現職。5万人以上のリストラを行い、6,000人を超える次世代リーダーや幹部の選抜・育成に関与する。その中で、「人の持ち味に合わせた育成施策を行えば、人の成長に2倍以上差がつく」ことを発見し、体系化する。そのノウハウを、クライアント企業にはマネジメントの仕組みとして、社員には具体的な仕事術へと落とし込み提供。24年間で、外資系・日系の世界的大企業から中堅企業まで、600社以上の人事改革と生産性向上を実現する。自らもその仕事術を実践することで、スタッフからプリンシパルまで8年という驚異的なスピードで昇進する。現在は、企業向けのコンサルティングに加え、「すべてのムダをなくし、自分らしく、しなやかに活躍できる世界」にするため、「持ち味の見つけ方・活かし方」を、ビジネスパーソンのみならず学生にも広めている。「仕事術」「働き方」などのテーマで、メディアへの寄稿多数。また「日本企業の働き方・賃金改革の在り方」について、英国放送協会から取材を受け、その内容は全世界に配信された。著書に『「稼げる男」と「稼げない男」の習慣』、『部下こそ上司にリーダーシップをとれ』がある。

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