7日間で頭が鋭くなれる!?「思考実験」こそ最強の思考ツール!

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公開日:2018/2/6

 哲学者が編みだした思考を鍛える最強ツール「思考実験」を紹介する『突然頭が鋭くなる42の思考実験』が、2018年1月20日(土)に発売された。

 思考実験とは、古代ギリシア時代から哲学者たちが「考える」ためのツールとして用いてきた“頭の中で想像するだけの実験”のこと。たとえば、「自分が列車の運転手でブレーキが利かなくなったら」や「自分の存在が水槽の中の脳のみになってしまったら」など、一見ありえない設定を想定して考えていく。

 同書は、42の思考実験を7グループに分けて解説。1日6項目ずつ読むだけで、基本的な思考実験の内容がインプットされるだけでなく、哲学者の名前やその人が提唱した理論まで学ぶことができる。

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 7日間読めば突然頭が鋭くなり、「考えることがこんなに気持ちいいんだ」ということに気づくはず。そして、その“気づき”がより頭を鋭くさせることに繋がっていく。ゲーム感覚で楽しみながら「論理的思考力」を鍛えてみてはいかが?

<目次>
はじめに:なぜ「思考実験」で頭が鋭くなるのか?
講義1日目:ジレンマで頭を鋭くする
講義2日目:パラドックスで頭を鋭くする
講義3日目:哲学で頭を鋭くする
講義4日目:数学で頭を鋭くする
講義5日目:科学で頭を鋭くする
講義6日目:SFで頭を鋭くする
講義7日目:ビジネスシーンで頭を鋭くする
おわりに:思考実験の次にすべきこと

小川仁志
哲学者。山口大学国際総合科学部準教授。博士。米プリンストン大学客員研究員。1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒業後、伊藤忠商事に入社。退社後、4年半のフリーター生活を経て、名古屋市役所入庁。名古屋市立大学大学院博士課程修了。専門は公共哲学・政治哲学。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。ブログ「哲学者の小川さん」。著書に『7日間で突然頭がよくなる本』、『超訳「哲学用語」事典』、『教養としての哲学』などがある。

※掲載内容は変更になる場合があります。