東大を卒業後、マッキンゼーに就職…そして芸人に!? 絶望から学んだ“キャリアを手放す勇気”

ビジネス

公開日:2018/1/28

 学歴や肩書きに縛られない生き方を紹介する『キャリアを手放す勇気 東大卒・マッキンゼー経由・お笑い芸人』が、2018年1月6日(土)に発売された。

 東京大学を卒業し、就職人気トップクラスのコンサルタント会社、マッキンゼーに就職した著者・石井てる美は、エリートコースを順調に歩んでいた。だが、死を意識するほどの挫折に直面。もがき苦しんだ末にたどり着いた結論が、お笑い芸人になることだった…。

 同書は、2013年に発売された『私がマッキンゼーを辞めた理由』を加筆・修正し、改題して文庫化したもの。著者が大きな挫折を味わい、どん底から這い上がった波瀾万丈の記録が綴られている。大胆な決断をして、どん底から這い上がれたのはなぜなのか? 学歴や肩書きに縛られない生き方を自身の体験をもとに紹介していく。

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 就職活動をしている人、転職を考えている人、今の仕事に行き詰まっている人は同書でヒントを見つけてみてはいかが?

<内容>
はじめに:マッキンゼー最後のメール
第1章:マッキンゼーと私
仕事を選ぶ三つの軸
即断、即決、即行動のマインドセット
Up or Out─成長する者だけが生き残る
自信のなさは“悪”である
だんだん怪しくなっていった雲行き ほか

第2章:私の決断
車がひいてくれたらいいのに…
本当に辛くなったら、全力で逃げていい
なぜお笑い芸人になるという決断ができたのか
マッキンゼーからお笑いへ
行動すれば未来が変わる ほか

第3章:決断のその先へ
120%自分を出し切る
経歴に縛られるな
違ったら仮説を書き換えればいいだけ
決断は自分が正解にする
どうしても一歩が踏み出せない人へ ほか
おわりに:自分の人生を切り拓くために

石井てる美
お笑い芸人。1983年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、同大学院修了。2008年、経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン入社。お笑い芸人になることを志し、2009年夏に退社。同年10月、芸能事務所ワタナベエンターテインメントのお笑い芸人養成所ワタナベコメディスクールに11期生として入学。現在、ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人として活動中。2016年には、米大統領候補ヒラリー・クリントンのものまねが人気を博した。

※掲載内容は変更になる場合があります。