年々強まる嫌煙社会へ一石を投じる!?『もうすぐ絶滅するという煙草について』

文芸・カルチャー

2018/2/2

 作家と煙草にまつわる異色のアンソロジー『もうすぐ絶滅するという煙草について』が、2018年1月31日(水)に発売された。

 ベストセラー作家だとしても、昨今の愛煙家は肩身が狭い。もはや絶滅寸前の“たばこ飲み”たちが、「たばこへの愛」や「喫煙者差別への怒り」「禁煙の試み」などを綴ったユーモアとペーソス溢れる42作品を収録した同書。芥川龍之介から筒井康隆、倉本聰、内田樹、いしいひさいちまで、作家と煙草による異色のアンソロジーになっている。

「僕は体の健康よりも魂の健康や」(開高健)、「美味かった。大麻なんかの比ではない」(中島らも)、「私は幼稚園に上がる前から煙草を吸つてゐる」(内田百閒)など、愛煙家なら思わず笑みがこぼれてしまう文章が満載。年々強まる嫌煙社会へ一石を投じるかのような名文を読めば、煙草に対する印象が変わるかもしれない。

<収録作家>
芥川龍之介、開高健、中島らも、内田樹、松浦寿輝、古井由吉、夏目漱石、久世光彦、浅田次郎、荒川洋治、原田宗典、米原万里、吉田健一、佐藤春夫、丸山薫、杉本秀太郎、澁澤龍彦、安西水丸、あさのあつこ、安岡章太郎、堀口大學、谷川俊太郎、なぎら健壱、山田風太郎、常盤新平、別役実、池田晶子、筒井康隆、金井美恵子、池田清彦、泉昌之、倉本聰、安部公房、島田雅彦、東海林さだお、小田島雄志、中井久夫、斎藤茂吉、赤瀬川原平、いしいしんじ、内田百閒、いしいひさいち

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