ゆうきまさみ「『面白い!』と言うにはあまりにも凄惨…」『ペリリュー』4巻発売!

マンガ・アニメ

2018/3/2

 新聞やテレビなど各種メディアで反響を呼んでいる『ペリリュー ─楽園のゲルニカ─』の最新4巻が、2018年2月28日(水)に発売された。

 同作は、漫画家を目指している主人公・田丸一等兵を通して戦場の過酷さを表現した漫画作品。登場するのは可愛らしい見た目のキャラクターたちだが、展開していく残酷な物語との対比によって戦争の恐ろしさが際立つ。壮絶な戦いが描かれた同作は2017年度の「第46回日本漫画家協会賞優秀賞」を受賞するなど、いま注目を集めている。

 舞台となるのは、日米の壮絶な戦闘が繰り広げられたパラオ共和国のペリリュー島。最新刊では、昭和19年11月24日の本部玉砕以降が描かれる。米軍が上陸を開始して2カ月半後、ペリリュー島における組織的な戦闘は終わりを告げたが、生き残った日本兵の多くはその事実を知る由もなく、水と食糧を求め戦場をさまよっていた。限界を超えた「空腹」は兵士を動くことすら面倒にさせ、思考力を容赦なく奪う。そんな中で米軍による「大掃討戦」が幕を開けた。極度の空腹と疲労に苛まれて意識が朦朧とした状態で、田丸が見た日米どちらの兵でもない人間の姿とは…?

 読者に対して「生きる」という行為について問いかける同作は、現代の若者に戦争を仮想体験させる。昨年11月にはNHK「おはよう日本」の“けさのクローズアップ”に取り上げられ話題になった。

 また、『究極超人あ~る』や『機動警察パトレイバー』で知られる漫画家“ゆうきまさみ”も同作を称賛。昨年12月にツイッターで「『面白い!』と言うにはあまりにも凄惨、『凄惨!』と慄くにはあまりにも面白い。そんな漫画です」とつぶやいている。

 各方面から絶賛の声が相次ぐ同作。3等身のかわいらしい兵隊たちが繰り広げる「生命の記録」をチェックしよう!

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