あの未解決事件が…アニメ「名探偵コナン」謎めいた事件に反響続出

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公開日:2018/3/2

 2018年2月24日(土)にアニメ『名探偵コナン』第893話が放送された。このエピソードではとある有名事件をモチーフにした展開が繰り広げられ、視聴者から大きな反響が起こっている。

 今回の「星付きレストランの謎」では、小五郎がコナンと蘭を連れて、クッチーナ・エイゴという口石英吾がオーナーシェフを務める大人気のレストランにやってきた。だが小五郎たちが入店すると、5人分の食べかけの食事だけが並んでおり客の姿がない。この光景はまるで、19世紀に起きた有名な未解決事件「メアリー・セレスト号事件」と同じだと感じるコナン。

 小五郎が「確か10人ほどの乗組員がそっくり消えちまって、船だけが漂流しているのが発見されたんだったよな。食事中だったと思わせるまだあったかいスープや遺留品があって…」と事件を解説すると、蘭は心配の表情を浮かべる。しかしレストランには厨房で頭から血を流して倒れている英吾が1人残っており、その側には「呪」と書かれた張り紙が。英吾は何者かに殴られたようだが、幸い傷口は浅そうですぐに意識を取り戻す。小五郎たちは英吾の容態を確認後に厨房の裏口から外に出ると、その裏口からは5人の足跡が10m先の湖に続いていて、まるで身投げをしたかのようになっていた。

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 この後、目暮警部たちが捜査を開始し、コナンも独自に現場を検証。だがそんな中、今度は英吾が姿を消してしまい、キッチンの冷蔵庫にはさきほどと同じように「呪」の紙が。全く先が読めない怒涛の展開に視聴者からは「今週のコナンの事件なんかすごいぞ!」「今回のコナンはメアリーセレスト号事件をモチーフにしているのか… 推理するのワクワクする」「なんかすごい怖い展開だな」「全然事件の概要がわからなくて楽しい」「ミステリアスな雰囲気がいつもと少し違ってすごくいい」といった声が続出。

 結局事件は、英吾が父・口石兄吾の復讐のためにとある会社の5人を呼び出して起こしたというもので、5人は睡眠薬を飲まされて別の場所に監禁されていた。「呪」という字は、兄吾のサインだったらしい。

 本格サスペンスで視聴者を沸かせた今回の『名探偵コナン』。次回の事件も注目だ。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/